Excel方眼紙がなぜ使われるのか?そもそもExcel方眼紙とは?

Excel方眼紙という言葉があります。
それはそれは有名かつ悪名高きもので、かの日経ウーマンでも特集を組まれたことがあるほどです。
美文書作りには「方眼紙」シートを使う
しかし、そもそもExcel方眼紙とは一体なんなのでしょう?

Excel方眼紙とは何なのか?

百聞は一見にしかず、上記の画像にあるようなものがExcel方眼紙です。
正方形のセルを使い、正方形では困る部分については、正方形のセルを複数結合することで作成されています。
正方形に入力するのは、表計算ソフトのExcel本来の使用方法とは異なり、数式ではなくテキストを入力することが多いです。

Excel方眼紙がなぜ使われるのか?

Excel方眼紙が使われる理由は、グリッド状に整列された文章を作りやすいからです。
Wordなどの文章作成ソフトを使うと、どうしてもテキストが綺麗に配列されなかったり、あるいは文章を表示する部分が飛び飛びで存在する場合は、テキストボックスなどを利用する必要があり、ここでも配列のずれが生じしてしまうことがあるからです。
その点、Excel方眼紙であれば、グリッド状に綺麗に配列されたセルに、マス目を埋めるようにテキストを入力していけば、見た目上きれいな書類を作れそうな気がします。

Excel方眼紙はなぜだめなのか?

理由は簡単でExcelは表計算ソフトだからです。
きれいな文章を作成するためのソフトとして最適化されているわけではありません。
ですので、セル内にきれいに収まっているように見えるテキストも印刷してみると切れてしまったりします。
また、何より編集がものすごく大変になります。
コピー・ペーストすら難しく、セルから文字を抽出して文章を再構成したりする必要があるなど、取り扱いがとても大変になります。
そして、その取り扱いのためにあくせくする時間は、まさに無駄な作業です。
 
Excelを方眼紙としてではなく、表計算ソフトとして正しく使用するために、Excelの基礎を学習しましょう!

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