『就活のためにボランティアをしなくては…』
そんな声をよく聞きます。
また、就職活動のアピール欄に『ボランティアを通じて得た体験が…』というエピソードを書く人も多いですよね。
そんなの全くアピールポイントになりません!
もちろんボランティアをして誰かの役立つことをすることは立派なことです。
ですが、そんなのは企業に「この人は採用したい!」と思わせるポイントになりませんよ。
そもそもボランティアは自発的な活動であるべきのに、就活で役立ちそうだからと言って「どやっ!私えらいことしたんやで!」とアピールするのは本来のボランティアの主旨に反しているとも言えます。
ボランティア活動は就活に役立つアピールポイントではなく、自発的に素晴らしい活動をしたのですから、あなたの中で大切な思い出にしておきましょう。
では、就活にはどんな力が必要なのでしょうか?
それは、生産性と提案力です!
生産性が何より?効率重視の企業活動
終身雇用制度が崩壊し、昨今では「個の力」を重視した効率主義が多くの企業に浸透してきました。
良い面と悪い面がありますが、これだけは言えます。
生産性が悪い社員は出世ができないどころかクビもありえる
クビ候補を新卒で採用するはずがありませんから、面接の際に「テキパキ仕事をこなしてくれそう」と思わせることが大事です。
言われてやるだけでは出世できない?提案力を企業は求めている
「効率的に仕事すればいいのね。じゃ言われた事だけテキパキやればいいんでしょ」
会社はそんなに甘くはありません。それだけでは足りないのです。
では何が必要か。それは提案力です。
企業は常に変革していかなければならないものです。
より効率的な、より収益を生む活動を常に考えていかなければなりません。
そのためには下っ端だろうが新入社員だろうが、自分の意見や考えを提案する必要があります。
例え却下されても、自分の頭で考え、より良い方法を提案する力を鍛えることで10年後、20年後にいきてくるのです。
考えてみてください。全く提案もできず決断力もない、そんな上司の下で組織は上手く回ると思いますか?
じゃあ何のスキルを持っていれば就活で役に立つの?
これはずばりExcelとITのスキルです。
Excel(WordやPowerPointも)が使えると、業務で必要な数字を素早く集計したり、数値計画を素早くまとめることができ、生産性が上がりますし、グラフやレイアウトなど説得力のある資料を綺麗に見せることにより、提案力の向上にもつながります。
ITスキル、特にプログラミングは一見関係ない企業を志望していても、差別化の要因となることがあります。
ITを活用することで業務を効率化できますし、ITと関係ない企業では、ITスキルを持った人材は貴重な存在となり、社内であなたにしかできない提案を出すことができるかもしれません。
また、プログラミングではロジカルシンキングが鍛えられるので、就職活動に必ずいきてくるでしょう。
いかがでしたか?
就職活動が上手くいかない方は、採用側の気持ちになってみましょう。
ExcelやITに詳しく、効率的に仕事をこなし積極的に提案してくれそうな学生と、ボランティア活動で培った◯◯能力をアピールする学生、どちらを採用しますか?
ExcelもITもよくわからないよ〜という方も大丈夫です。
いまや、Excelもプログラミングもオンラインで学ぶことができます。
ぜひこの機会に学んで就職活動にいかしていきましょう!
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