明治時代のカタカナ英語が実は現在のものより通じる理由

日本が開国し、外国の情報が本格的に入り始めた明治時代。当時の日本人と英語に関する資料がいくつか残されています。

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こちらの資料を見ると、今のカタカナ表記の英語と大きく異るところをたくさん見つけることができます。

例えば、Chickenは今はチキンと表記することがほとんですが、ここではチッケンになっています。
また、Pumpはポンプではなく、パンプと表記されています。

実は明治時代のカタカナ英語の方が通じる

なぜ、このように表記が異なるのかというと、当時の日本人は聞こえてきた英語を音としてそのままカタカナに落とし込んでいたからなんです。
一方で、現代のカタカナ英語は、主に英語のスペルを元にしたものが多いので、実際の音とは異なる場合が多々あります。

声に出したとき、どちらのカタカナ英語がより伝わるかというと、圧倒的に実際の音に由来した明治時代のカタカナ英語のほうがより通じるというわけです。

音由来のカタカナ英語の名手、ジョン万次郎

江戸時代末期から明治にかけて活躍し、日米和親条約の締結に関わったジョン万次郎。彼は耳で聞いた英語をカタカナに直す名手だったといいます。

彼がカタカナにした英語のなかで有名なものをいくつかご紹介します。

  • What time is it now?: ホッタイモイジルナ
  • water: ワラ
  • red: ウレ
  • Sunday: サンレィ

redは現在の「レッド」と比べると全く違うかたちになっていますね。もはや原形を留めていません。
ですが、Rを発音するために、舌を置くに曲げて音を出し、子音のdを弱く発音すると、確かに「ウレ」と聞こえます。

このように、スペルによるカタカナ英語に縛られず、聞こえたままを発音した方が、よっぽど通じる英語になるんですね。

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