大人気のポケモンGO。
ポケモンを捕まえたときに「やったー!」と表示されますが、英語版のPokémon GOでは「Gotcha!」と表示されます。
Gotchaって学校では習わない、あまり耳にしたことのない単語ですよね?
今日はそんなGotchaの意味について解説します。
Gotchaは略語です
Gotchaというのは単独の名詞や動詞ではなく、略語です。
何の略語なのかというと「Got you」の略です。
gotはgetの過去分詞形で、より正確に文章で書くと、「I have got you」(過去完了)あるいは「I got you」(過去形)の略と言えます。
Gotha単独で使うだけでなく、「I gotcha!」のように「I」を文頭に置く使い方もよくあります。
Gotcha → Got you の意味
Gotchaは「Got(捕まえた)+ you(あなたを)」の略ですから「捕まえたぜ!」という意味です。
ポケモン以外にも、警察が泥棒を捕まえたときにも「Gotcha!」は使えますね。
また、実際に人やモノを捕まえる以外に、「意味を捕まえた」→「理解した」という意味から、「了解!」という意味でも「Gotcha!」は使われます。
ただし、これはあくまでスラングですので、目上の人などには使わない方が無難です。
また、さらに意味が転じて「思った通りに捕まえられたぜ!」という意味から、単純に「よっしゃ!」という意味や、人を罠にハメたときなどに「やってやったぜ!」というような表現でも「Gotcha!」を使うことができます。
Got you…Got you…って言ってもGotchaにならん
さて、意味も分かった「Gotcha」ですが、「Got you」の略だと言われても、あまりピンと来ないですよね。
なんで「Got you」が「Gotcha」になるのかを理解するためには、
「Got you」→「Got ya」→「Gotcha」
というように「you」が「ya」に略されていることを知る必要があります。
英語ではリエゾンといって、音と音のつながりから発音が変化するケースがよくあります。
省略形の表現では「う」の音が「あ」になるケースが多く、みなさんも「want to」(ウォント トゥ)が「wanna」(ワナ)になったり、「going to」(ゴーイング トゥ)が「gonna」(ゴナ)、「kind of」(カインド オブ)が「kinda」(カインダ)になることを聞いたことがあるかもしれません。
いずれも最後の「う」の音が「あ」になっています。
なぜこうなるのかというと、速く発音しようとすると、口をすぼめて「う」というより、口を開きっぱなしで「あ」という方が楽なので、「う」の音が「あ」になりがちといえます(みなさんも「う」と口をすぼめるのと「あ」と口を開くのだったら「あ」の方が楽ですよね?)
いかがでしたか?
普段日本語で使っているポケモンGOも英語で使ってみると色々と英単語が学べて勉強になりますね。
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