子(ね)丑(うし)寅(とら)…ではじまる十二支。
年齢の話をするときに干支の話題が出たり、年末年始にもなると、年賀状や街中の看板などで干支を目にしない日はないといってもいいでしょう。
そんな干支ですが、英語でなんというか知っている人はどれくらいいるでしょう?
外国人に干支についてきかれて、ドギマギしないように干支、十二支に関する英語表現を学びましょう!
十二支を英語で説明できるようになろう
そもそも、十二支とは何ですか?と聞かれたら、なんと答えるでしょう?
現代の私たちの生活では、干支は毎年1種類ずつ割り振られる動物で12年で1周する、よく分からないルール、という認識かと思います。
しかし、中国を起原を持つ十二支は、元々は暦や時間、方角や天体現象などに見られる12の区分を読み分けるために使われたものでした(時間の丑三つ時などが有名です)。諸説ありますが、元々は読み方が先にあり、覚えやすいように、それぞれに動物を割り当てたのは後になってからだと言われています。
さてさて、そんな十二支ですが英語では、
twelve zodiac signs
と言います。
あるいは、
twelve signs of the Oriental/Japanese/Chinese zodiac
という言い方をします。
ここで見慣れない単語 zodiac が出てきました。
zodiac は「黄道帯」という意味で、太陽の周りを回る地球の外側に見える帯を指します。黄道帯に見える十二星座(みずがめ座、うお座、おひつじ座、おうし座、ふたご座、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座、いて座、やぎ座)を黄道十二星座と言います。みなさんも何月何日生まれかによって、これら12の星座が割り振られていますよね?
12種類の動物が現れる点で、黄道十二星座と十二支は同じなので(また、実際十二支は中国の天文学でも使われていたので)、東洋版(または日本版、中国版)の黄道帯ということで、the Oriental zodiac やthe Japanese zodiac という呼び方がされるわけです。
十二支の動物を英語で言えるようになろう
さて、十二支を英語 twelve zodiac signs と言えるようになったので、子丑寅…の動物たちも英語で言えるようにしましょう。
子(ね)はネズミでmouseとすでに知っている単語もあるかもしれませんが、しっかり12種類を言えるようになりましょう。
子 – mouse または rat
丑 – ox
寅 – tiger
卯 – rabbit または hare
辰 – dragon
巳 – snake または serpent
午 – horse
未 – sheep
申 – monkey
酉 – chickenまたはrooster または cock
戌 – dog
亥 – boar
「今年は戌年です。」と言いたいときは、
This is the year of the dog in Japanese zodiac.
などと言います。
また、「私は寅年生まれです。」なら、
My Oriental zodiac sign is the tiger.
と言います。
外国の人に十二支についてしっかり説明できるように、単語力を鍛えましょう!
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