日本語には外来語を表記するのに便利な「カタカナ」という文字があるので、ついつい英語を話すときもカタカナ発音になってしまいがちです。
しかし英語は本来「Alphabet」で表記されるもの。
カタカナ発音ではたとえ毎日の食卓にのぼる野菜だって英語としては通じません。
たとえば「tomato」の発音は「トマト」より「トメイトゥ」に近く、「celery」は「セールィ」と最初にアクセントが来ます。
以下にいくつか野菜の名前を挙げますので、カタカナじゃなくてAlphabetを思い浮かべながら発音の練習をしてみてくださいね。
カタカナ野菜一覧
ポテト [potato] → ポティトゥ
「ポティトゥ」とポテトに近い発音なのでなじみやすいですね。
ちなみに、アメリカといえばハンバーガーと細長いポテトとコーラのイメージがありますが、細長いポテトには「フレンチフライ」という名前がついています。
しかし「フレンチフライ」発祥の地はフランスじゃなくてベルギー。
どうして「フレンチフライ」なんでしょう? 一説によると、元々ベルギーのポテト料理だったものがフランスに広まり、フランスに遊びに来ていたアメリカ人がその料理を「フレンチフライ」と呼びはじめたのだとか。
キャベツ [cabbage] → キャベッジ
「キャベッジ」のように発音します。カタカナ英語の「キャベツ」ではなかなか伝わらなさそうですね。仮に「ああキャベツのことね!」と理解してもらえたとしても、アメリカなどで売られているcabbageは日本のキャベツと同じものではないのです(ちょっと固い)。柔らかいキャベツを使ったロールキャベツが食べたい場合はsavoy cabbageを探してくださいね。
ブロッコリー [broccoli] → ブラコリ
カリフラワー [cauliflower] → コーリフラワー
レタス [lettuce] → レタス
パセリ [parsley] → パースリ
アスパラガス [asparagus] → アスパラガス
パプリカ [paprika] → パプリーカ
いかがでしたか?身の回りのものたちも英語で正しく発音できるかチェックしてみましょう!
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