スマートフォンが普及することにより、小さい画面の文字を読んだり動画を見たりする機会が昔に比べて圧倒的に増えました。
長時間スマホを使っていると「目が疲れたな…。」と思うこともたくさんあるはず。
「目の疲れなんか休めば治るし、放っておいて大丈夫」と思っているあなた!
気をつけてください!
目の疲れを放置すると目の病気を引き起こしてしまいます。
今回は目の疲れと目の病気の関係についてご紹介します。
目の疲れは眼病の発生源!?
目の疲れを放置すると視力が低下する!?
目が疲れたとき、目頭をぐっと指で押さえたくなりますよね?
目の疲れというのは実は目の内側の筋肉の疲れなんです。
目を休ませて筋肉の緊張状態が解消されるのであれば問題ないのですが、緊張状態が長く続きすぎると異常緊張と呼ばれる状態になります。
異常緊張の状態とは筋肉が緊張したまま緩まなくなってしまう状態です。
目の筋肉の場合は、近くにピントがあった状態で筋肉が固定されて、遠くを見ようと思っても筋肉が異常緊張で緩まないので遠くのものにピントを合わせられなくなってしまいます。
これが近視の始まりです。
先天的な近視はまた別の原因があるのですが、後天的な近視の場合、ほとんどがこの筋肉の異常緊張が初期の原因です。
目が疲れたな…と思って放置しておくと筋肉が緩まなくなってしまうので、早目早目のケアが大切です。
近視が進行すると眼球が後ろに伸びる…
筋肉の緊張状態が続き、筋肉によるピント調節が限界に達すると眼球そのものが変形していきます。
近視が進行・悪化すると、眼球が徐々に後方に伸び始めます。
眼球そのものに変形によるダメージが蓄積するとさらに重篤な眼病につながってしまいます…。
眼球の変形から網膜剥離へ
眼球が後方に伸びていくと、目の底にある網膜も一緒に後ろに引っ張られて、徐々に薄くなって強度が弱くなっていきます。
強度が弱くなると、ちょっとした衝撃で穴が空いたり、そこから眼球内を充たす流動体が眼球の隙間に入り込み網膜が眼球からはがれてしまうことがあります。
これが網膜剥離です。
網膜剥離と聞くと、強い衝撃を受けた場合になる症状のように思われるかもしれませんが、ここで説明した、目の疲れ→筋肉の異常緊張→眼球の変形というステップを経て、発生することもあるんです。
いかがでしたか?
目の疲れなんて寝たら治る!と安易に考えずにしっかりとケアすることが大切です。
ここでご紹介した目の疲れが引き起こす症状について専門家の先生に解説を加えていただいた90秒の無料動画を作成しました。
目の疲れ、近視のリスクをしっかり理解するためにも、以下の動画を是非チェックしてみてください!
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