睡眠難民のみなさん、ごきげんよう。
午後の会議中、あまりの眠気にウトウトしてきて…
目を覚まそうと手をつねって必死に抵抗をしてみるも、会議の内容が全然思い出せない…
あると思います!
ヨーロッパでは、シエスタといってお昼休みが3時間くらいあり、お昼寝をするという習慣があります。
本当にうらやましいですね。
一方、日本人の睡眠時間は世界トップレベルに短いと言う調査結果もあるほど我が国では睡眠難民が多いのです。
今回は、そんな睡眠難民の皆さんに「パワーナップ」をご紹介したいと思います。
パワーナップとは?
パワーナップとは、可愛くいうとアメリカで最近人気のお昼寝方法のことです。
もちろんただのお昼寝ではなく、科学的な根拠のある睡眠方法で、たった数十分の短い仮眠を取ることで、たくさんの信じられないような効果があると言うのです。
パワーナップの効果とは?
まず、20分のパワーナップには、夜に8時間寝るのと同じくらいの休息効果があるといわれています。
NASAの研究によると、30分のパワーナップ行うことで仕事効率や注意力が数十%アップするという結果が発表されています。
日本国内でも、全校で15分の昼寝を導入している福岡県の高校がTVで紹介されました。
この学校では、生徒だけではなく先生もふくめて全員で昼寝をすると言うから驚きですね。
昼寝を導入してからセンター試験の平均点や生徒の健康が向上したとのことです。
アメリカの海兵隊でも導入されていて、パトロールに出動する前にパワーナップを取るそうです。
パワーナップのやり方
基本的なパワーナップのやり方について以下にまとめました。
- 午後3時までに取る
- 睡眠は30分以内
- 事前にカフェインを摂取する
- 場所は椅子でもかまわない
眠る時間は20分前後が良いと言われています。
疲労感や眠気が残ってしまう可能性があるので、長くても30分以内にしましょう。
すっきり目覚めるためにカフェインを摂取してからパワーナップに入るという方法もあります。
これは、カフェインの覚醒効果が発動するまで30分程度時間がかかるので事を逆手に取った方法です。
また、光や音が気になる人はアイマスク耳栓などを使ってみると良いでしょう。
日本の会社にも昼寝文化を!
日本では、会社で寝ることに抵抗がある人も少なくないでしょう。
ところが、たった20分程度の昼寝で、社員の作業効率や質が上がったり、健康が向上するというんですよ!まさに界王拳みたいなもんです。社員も企業もメリットだらけですよね。
厚生労働省もお昼寝を推奨していますよ!
健康づくりのための睡眠指針2014
大切なのは「パワーナップ」という言葉の響きです。
どんなに厳しい上司のいる会社でも
上司「何を仕事中に居眠りしとるんだ、けしからんっ!!」
パワーナップ民「ふふふ、この私が居眠りですって? ・・・パワーナップですよ、パワーナップ。」
上司「なにっ!?パワーナップ中だったのか、スマンスマン(こいつ・・・デキる!)」
と、こんな展開になるに違いないですね!(無責任)
「会社で寝るなんて叱られそうでできない!」という人は、堂々とお昼寝できるよう上司や周りを説得してみてはいかがでしょうか。
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