PPAPのPのパイナップル (Pineapple) が全然アップル (Apple) じゃない件

PPAPが流行っている。
あまりにも流行りすぎて大勢の人々が、PPAPの本当の面白さを忘れるくらいに流行っている。

PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen Official)ペンパイナッポーアッポーペン/PIKOTARO(ピコ太郎)

PPAPの面白さの源泉は、
PPでも、
APでもなく、
PAにある。

これは断言できる。

話を先走りすぎた。
もう少し丁寧に説明してみよう。

以下の3つの言葉の中から一番面白いと感じたものを選んでほしい。

  1. ペンパイナッポー
  2. アッポーペン
  3. パイナッポーアッポー

もはや、考える必要もないだろう。

答えは3だ。

圧倒的に3が面白い。

どうしてこんなにパイナッポーアッポーが面白いの?

みなさんも疑問に思われただろう。

どうして似たような言葉の中で、APでもPPでもなく、PAがダントツで面白いのか?と。

この謎を解くためには実は英語の知識が必要だ。

中学校で習ったEnglishの科目の知識だ。

ここでパイナッポーアッポーに対して、元の英語で表記するという処理を施してみたい。

パイナッポーアッポー → Pineapple Apple

いかがだろうか。
あなたはお気づきになられただろうか。

より面白さの謎に近接するために、文字を強調する処理を施してみよう。

Pineapple Apple → Pineapple Apple

あっ!!

さすがにここまで面白さの謎をむき出しにすると、頭に雷が落ちたような錯覚を感じた読者も少なくあるまい。

そう、パイナッポーアッポーと思っていたものは実は、パイン あっぷる アップルだったのだ。

小川直也の「ハッスル!ハッスル!」が一世を風靡したように、猫ひろしの「ポーツマス!ポーツマス!」が流行語大賞をかすったように、ココリコ遠藤、もとい、ダイナマイト四国の「しっこく!しっこく!」が脳内にリフレインしまくるように、同じ言葉を2回繰り返すと、得も言われぬ面白さを醸し出すのだ。

これが、PPAPが世界的に流行した理由だ。

パイナップルをリンゴと見間違えたやつはいない

PPAPの謎を暴いたからといって、安心してはいけない。
思索の度は永遠に続くのだ。

少し考えてみて欲しいパイナップル (Pineapple) という言葉の中にはリンゴ (Apple) が隠れているが、パイナップルは断じてリンゴではない。

この結論に疑問を持たれた方のために、統計的な証拠を提示してみせよう。

パイナップルをリンゴと見間違たことがありますか?

上記は、筆者の身の回りの10人対して行った「あなたはパイナップルをリンゴと見間違たことがありますか?」という質問の調査結果だ。

見てもらうと、一面真っ青の円グラフが確認できるだろう。

つまり、統計的にも「パイナップルをリンゴと見間違えるようなやつはいない」と言い切ることができる。

見た目がダメなら匂いで勝負じゃ

どう考えてもパイナップルはリンゴではない。

しかし、それは見た目の話だ。

ちなみにパイナップル (Pineapple) のアップルじゃない方、つまりPineの意味だが、これは松のことだ。

omiya_no_matsu

Wikipedia: お宮の松

松の木を見てパイナップルが頭に浮かぶようなやつも世の中には数パーセントしかいない。
共感覚という特異的な能力をもったやつだ。

パイナップルと聞いて思い浮かべるべきなのは、松は松でもこっちの方だ。

ぼっくりだ。

pine-cones-462923_960_720

確かにマツボックリからはパイナップル感がにじみ出ている。

話が逸れた。

今考えないといけないのは、PineではなくAppleの方だ。
何度も言うがリンゴの見た目から発せられる、パイナップル感は限りなくゼロに近い。

ここで、発想を変えてみよう。

見た目がダメなら、見た目以外の部分で似ている箇所を見つけるのだ。

匂いが頭に浮かんだ読者よ。

ビンゴだ。

一説によると、パイナップルの語源は、リンゴみたいな匂いがするマツボックリ、ということらしい。

確かに言われてみればそんな気がしないでもない。

これにてパイナップルの中に隠されたアップルの謎が全て解明された。

Q.E.D.だ。

言うほどパイナップルからリンゴの匂いはしない

私は!自分の!体験したものしかっ!信じないっっ!という生粋の感覚論者の読者の中には、スーパーに一走りし、青果コーナーで売られているパイナップルとリンゴの匂いを早速嗅ぎに行ったものもいるだろう。

そこで気づくはずだ。

「言うほどパイナップルからリンゴの匂いはしない。」と。

パイナップルをくんくんして、リンゴだ!と思ってしまうほど昔の人の嗅覚がどうかしていたとか、パイナップルが昔はもっとリンゴっぽかったり、逆にリンゴが昔はもっとパイナップル寄りだったりという可能性もある。

しかし、実は英語のAppleにはリンゴという特定の果物を指すだけでなく、果物全般を指す場合もあるのだ。

例えばこういうのがある。

オークアップル (Oak Apple)

oak_apple

パイナップルよりはリンゴ感が出ているが、じゃがいも感も強めだ。

 

カスタードアップル (Custard Apple)

custard-apple

断言しよう。
リンゴ感はゼロだ。
こんなエヴァンゲリオンで槍に刺されたいるやつみたいな果物を見て、「うまそうなリンゴだ!」と思うやつはいない。

ちなみにこのカスタードアップルという果物はバニラのような香りがして美味だという。
筆者も縁がなく、まだ口にしたことがないので、グルメ達からの情報を求む。


いかがだっただろう?
Pineappleの中にAppleが含まれている謎がこれで解明されたはずだ。

読者もこれからは、
パイナッポーアッポー
と口ずさむ機会があるときは、

マツボックリのパイン、果物全般を指すアップル、リンゴを指すアップル

と言い換えてみるといいだろう。

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