運動会になると毎年1人は見たケガで救護室に運ばれる保護者の方。普段運動していないのに急に体を動かすと発生してしまう症状があります。
みなさんも耳にしたことのなる『肉離れ』です。
「肉」が「離れる」って要するにどういうこと?!
肉離れは年代問わず、急激に筋肉を動かしたり普段以上の負荷が筋肉にかかることで起きるケガ。
そして『肉離れ』という名称ですが、肉と骨が剥がれるわけではありません。
実は、筋肉自体が切れてしまうことを『肉離れ』というのです。
筋肉は細かい繊維のようになっており、その糸状の繊維が組み合わさって筋肉となっています。
牛肉などを食べるときを想像していただくと分かりやすいのですが、普段食べているお肉、よく見ると筋のような繊維質のものが細かく表面に走っていますよね。
それをナイフで切ったり歯で噛み切ろうとすると、そのナイフや歯の力で繊維質が切れていき最終的にお肉自体が切れる。
人間の肉離れも、そのように繊維が切れてしまう状態のこと。
その重度は様々で、ちょっとだけ傷のように切れる場合もあれば完全にブチンと切れる場合もあるし、切れはしなかったものの酷く伸びてしまう場合もあります。
ただし、どの重度でも激痛には変わりなく完全に切れてしまった場合は手術が必要となることも…。
さらに「急激に」とは言っても、実は準備運動を入念に行なっていても起きることがあるのです。
切れてしまうということは、普段使わないため筋肉に柔軟性がなくなり、固くなっているせいで負荷に耐え切れないということ。
「一方向に力が加わると、固いものほどポキっと折れてしまい、柔らかいものほどふにゃふにゃと耐えるので折れない」という、あの原理です。
そして筋肉は疲れが溜まっていても固くなりやすいので、スポーツ選手などでも肉離れを起こすのは逆に『使い過ぎ』が原因。
筋肉疲労の解消など、練習以外の面でも徹底的にケアをしないとプロでも肉離れを起こし得るのです。
いざという時のために、肉離れの対処法を覚えておこう
不運にも肉離れを起こしてしまい病院へ行くも、手術なほどではない場合の大半が「薬を処方されて絶対安静」が治療法となります。
そしてその安静期間は最低でも2週間程度。社会人の方なら通勤に支障が出るし、部活をされている方ならレギュラーから外されてしまうことも。
とは言っても、「肉離れは癖になる」と言われるだけあって、焦ってヘタな治し方をしたり無理に動いたりすると、また肉離れを起こしやすくなります。
それならば…ということで、今回ご紹介するのはご自宅でできる肉離れの治し方。
実はコツと場所さえ掴めば、肉離れは自宅で治せます。ご家族に手伝ってもらっても良いですし、もちろん自分で出来る対処法も収録。
部活で活躍されているお子さんをお持ちの保護者の方、
部活やスポーツチームのコーチをされている方、
癖になってしまっていて事あるごとに肉離れに苦しんでいる方、
そして今まさに肉離れによる安静中で、パソコンの前で『肉離れ 治し方』と検索している方。
数週間、痛みが消えるまで我慢するよりは手早いケアを覚えておいて損はありません。
また、肉離れを繰り返す人には実は生活習慣に共通点があります。
起こしてしまったなら処置をするしかないですが、できれば誰だって起きないようにしたいもの。
既に肉離れが癖になっている人へ向けて、プロのスポーツ選手も実際に行なっている食習慣についてもレクチャーします。是非、下記より肉離れの対処法を学んでみてくだい!
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