『ライアーゲーム』は2007年に放送されていた人気のドラマです。
観ていた方も多いのではないでしょうか?
『ライアーゲーム』が好きな人にはぜひ学んで欲しいものがあります。
ずばり・・・ゲーム理論です!
もともと『ライアーゲーム』のストーリーはゲーム理論を軸に作られているのです。
今日はそんなライアーゲームとゲーム理論についてご紹介します!
ライアーゲームのあらすじ
ドラマを見ていなかった方にあらすじをご紹介します。
周囲から「バカ正直のナオ」と呼ばれるほど、他人を信じやすい女子大生・神崎 直(戸田 恵梨香)。ある日、そんな彼女のもとに謎の小包が届けられる。
よく確認をしないまま、直は小包を開封してしまう。その中には1億円分の札束がしまわれており、「いかなる手段でもかまいません。対戦相手からマネーを奪ってください」と書かれていた。
こうして直は、謎の組織が主催するゲーム・トーナメント「ライアーゲーム」の第一回戦「1億円争奪ゲーム」に強制的に参加させられることになった。
初戦で1億円を騙し取られてしまった直は、出所したばかりの天才詐欺師・秋山 深一(松田 翔太)に助けを求める。
1億円争奪ゲームって・・・なんて非現実的なストーリー!
でも引き込まれますね!
究極の心理戦 – それがゲーム理論
『ライアーゲーム』が好きなあなた!
そんなあなたはきっと極限状態での頭脳を使った心理戦が好きなはずです。
相手の行動の裏をかけたの嬉しさは計り知れないものがありますよね?
実はこの、相手の行動の裏をかく、というところにゲーム理論の肝があります。
ゲーム理論の基本は「人は自分が最も得をする行動をとる」という前提に立っていることです。
自分が最も得をするように行動しているなら、裏を返せば、誰かと争っている場合、敵も自分が最も得をする行動をとっているはず、と考えられます。
天才詐欺師秋山は何がすごいのか
ライアーゲームでは松田翔太が演じる天才詐欺師の秋山 深一が、敵の行動を意のままに操っているように見えます。
秋山の何がすごいのかというと、ゲーム理論の前提である「人は自分が最も得をする行動をとる」という前提すらを逆手に取っている点です。
敵はゲーム理論に則り、考えられる選択肢の中で最も得をする行動をとると考えると、相手がどんな手を取るのかを予測することができます。
秋山はときに自分が損をするような行動で敵の戦略の裏をとり、ゲーム理論で考えると非合理的な行動をわざと取ることで、劇的に勝利することができるのです。
いかがでしたか?
ゲーム理論を学べば、あなたも天才詐欺師になれるかもしれませんよ!
頭脳を使った心理戦に強くなりたければぜひゲーム理論を学んでください!
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