オンラインで学べる時代 大学はお金の無駄なのか?

オンラインで様々なコンテンツを学べる時代、大学に通うことはタダのお金の無駄なのでしょうか?
ビジネス特化型SNS LinkedIn(リンクトイン)に投稿された、この疑問に関する記事をご紹介します。
Is College a Waste of Money?

なぜGoogleは大卒の経歴を評価しないのか(英語)という記事で「大学が過剰評価されている」点について言及され、大きな議論を巻き起こしました。
日本語でも以下のような記事が話題になりました。
優れたリーダーに学歴は関係ない。Googleが自社社員をデータ分析して得られた意外な知見
このような記事が話題になるのは、多くの企業が採用の際、学歴を重視する傾向が今もなお続いているからです。
しかし、Googleのような会社が今後ますます増えてくることが予想されます。なぜなら、現に大学で学んだことを全く使っていないケースが多々あるからです。特にWebマーケティングやプログラミングといった領域では、知識が陳腐かするスピードに大学の教育が追いついていません。情報系の学部で大学入学時に最新だった知識は、卒業する頃には古めかしい技術になっていることでしょう。
今の世の中で成功している人は、自ら学べる人です。本や、オンライン講座や、あるいはブログからですら新しい知識をどんどん吸収していきます。
企業の面接を受けた際、学部時代に何を学んだかをきかれることよりも、数ヶ月のインターンでどんな体験をしたかについてきかれることの方が多い、ということはよくある話です。
もはや大学の価値というのは、単位を一生懸命とることで養われる忍耐ていどしかないのでしょうか。
大学に払った学費を返して欲しいと後になって思う人がたくさん出てくるかもしれません。
学費というものは安いものではありません。自分で学習する手段がどんどん増え、そのコストも下がってきているものの、大学の学費はむしろ高くなっています。
今後、学歴ではなく才能をより評価するようなGoogle的な会社がますます増えてくるのでしょうか?

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