逆じゃないのに「逆に」に見られる英語と日本語の差

全然逆じゃないの「逆に」っていう人いますよね。
「逆に鶏肉が食いたい。」
「逆に昔行ったことあるから。」
「逆に飛行機だから。」
よく分からない文脈で何の逆なのか分からない「逆に」がついています。
それでも「まぁいいか」と意味が通じてしまうのが日本語なんですが、英語はこのような訳の分からない「逆に」は絶対に許されません。

英語は接続詞の使い方がめちゃくちゃ論理的

英語は接続詞の使い方がものすごく厳密です。andを使うべきところに、butを使ったり、その逆をやると、まず意味が通じません。
一方で、日本語は対して逆説になっていないのに「しかし」や「でも」を使うことがあります。
論理的には逆説の状態になっていなくても、特に違和感なく通じてしまうのが日本語です。
日本語の接続詞は、文章間の論理構造をつなげる役割というよりも、文章の間をつながりやすくする潤滑油としての役目を果たしていると言えます。

接続詞の論理構造を意識してみよう

普段何気につかっている日本語の接続詞ですが、英語をマスターするためには、厳密に接続詞を使い分ける必要があります。その訓練として、日本語で接続詞を使うときに、本当にその接続詞が適切なのかを論理構造を考えて判断するようにしましょう。
意識することから、進歩は始まります!
頑張って普段の接続詞を意識してみましょう。

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