みなさんはdiplomatic languageという言葉を聞いたことがありますか?
実はこれ、ビジネス英語では必須と言っていいほど重要なものなんです。
ずばずば言い過ぎるのは英語でも失礼
よく日本語は表現を曖昧にしがちで、英語はずばずばとYes/Noをはっきりさせると言われています。確かに曖昧さを排除するという意味では、日本語よりも英語の方がそういった話し方が多いのですが、英語ならどんな状況でもずばずば結論を言うべきだ!というのは大きな間違いです。
例えば、否定するときにすぐに”No!”と言うと、日本人と同じように外国の人も傷つきます。
そこで、”Yes, but….”だとか”I understand your point, but…”というように、一度肯定を挟んでから否定するようにクッションをかますことがよくあります。
ニュアンスを柔らかくするdiplomatic language
このように、直截的な意味を柔らかくする表現をdiplomatic languageと言います。
diplomaticとは「外交の」という意味ですが、外交官のスピーチなんかを見ると、諸外国の目を意識して、Yes/Noを真っ二つに分けるのではなく、うまく意味をぼかした表現が使われるため、diplomaticと呼ばれています。
diplomatic languageの例
diplomatic languageには様々なものがあります。
一例を示すと、
- a little
- a sort of
- a bit
などがあります。
これらの語句を形容詞の前につけることで、ニュアンスを柔らかくすることができます。
ビジネスの現場では、状況に応じた言葉選びが重要です。
ずばっと結論を言うべきところと、相手に配慮してニュアンスを柔らかくするところを見極めて適切な英語を使えるようにしましょう。
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