文章力を高めるために「実況中継力」を鍛えよう!

ビジネスで報告書や企画書などの文書を作る機会は当たり前のようにありますが、思い返せば大学の単位認定にもレポート提出は必須、今や高校や中学でも入試や就職対策として国語の授業で小論文や作文を中心に据える先生も少なくはありません。
ところがこの「ものを書く」ということは、全く苦とならずにこなせる人と、原稿を前に固まったまま数時間を過ごしてしまう人の差があまりにもある作業…。
得意な人にとってはスイスイ言葉が出て来るものですが、苦手な人にとっては「何て書いたらいいのか分からない」「自分の考えを言葉にするのが難しい」「構成を上手く組み立てる方法が分からない」「文章が変って言われるけどどこが変なのか分からない」「そもそも日本語ムズカシイ」などなど、かなり苦悩するもの。
最終的には「そもそも自分には文才が無い…」と諦めてしまっている人も多いのでは?
だけど実は、「文章を書くこと」には必要なのは『才能』ではなく『コツ』なのです!
ペンとノートの画像

文章作成に必要な実況中継力を鍛えよう

人間は毎日、何かしら動いていて、且つ常に何かを考えたり思ったりしている生き物。
ならばその自分の動きや思ったことを、「言葉として記述するならどう表現するか」を意識してみることが最初の一歩です。
例えばツイートするときに、今していることや感じたことが相手に伝わりやすい文章にすることを心がけましょう。この文章を他人が読んだときに、情景が浮かぶかどうかを考えてみるのです。
Twitterをしていないときも、自分の今の体の動きや様子、思ったことを『描写』する…要するに『実況中継する』ように考えるクセを付けてみるのです。
慣れてきたら、通勤中の風景や聞こえた音や声、周りの人の行動や話にも、ひとつずつ言葉で中継してみることにチャレンジしてみましょう。
それは自分が取り込んだもの全てを細かく分析すること。
実はこの『分析』→『中継』の流れを頭の中で習慣付けることで、格段に文章の力は上がります!
実況中継のカメラマンの画像

楽しみながら実況中継しよう

実況中継を普段の生活に取り入れるために重要なのは、実況中継を楽しんでおこなうことです。「これを言葉で描写するには…」と考えながら日常を過ごすと、周りをしっかりと観察するようになりますし、だんだんと面白い物の見方もできるようになってきます。
あなたもご自身の状況を実況中継してみましょう!

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