ビジネスモデルキャンバスは、ビジネスの流れを可視化できるツールです。
ビジネスモデルキャンバスは9つの要素で構成され、9つあるすべての要素が有機的に繋がっています。
ビジネスモデルキャンバスに9つの要素を書き出した後に、みなさんに是非行っていただきたいことがあります。
それはキャンバスの要素を書き換えたり増やしたりして、ビジネスモデルをブラッシュアップし、今の状態から更に練り上げより洗練されたビジネスモデルを作ることです。
ブラッシュアップのためのブレーンストーミング
もちろん、改良するためにはそれなりのアイデアがないといけません。
アイデアを出すための手法として、ブレーンストーミングをオススメします。
ブレーンストーミングは、質より量を重視したアイデア出しの手法で、今まで学校や企業研修などで取り組んだことがある人も多いと思います。
しかし、うまくいかなかった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
例えば、誰も発言しない、アイデアに否定が入ってしまうなど…。
とあるメンバーは「なぜブレーンストーミングをしているのか」がわかっていないし、「ブレーンストーミングをしている時間があればこの仕事が片付けられるのに」などと考えているかもしれません…。
なぜ、そのようなブレーンストーミングの失敗が発生してしまうかというと、ブレーンストーミングに参加しているメンバーの間で、なぜそのテーマについてアイデアをたくさん出す必要があるのか?という大前提が共有されていないからです。
ビジネスモデルキャンバス × ブレーンストーミングで効果絶大
ビジネスモデルキャンバスを元にしたブレーンストーミングは、そのような問題を解決する優れたツールといえます。
ビジネスモデルキャンバスで、項目や関連性を可視化することで、チーム内で「なぜブレーンストーミングをしているのか」を共有しやすくなるからです。
ビジネスモデルキャンバス上に問題が発生する流れが可視化されているので、ブレーンストーミングの目的が明確になります。
ビジネスモデルキャンバスは9つの要素が互いに関連していることは既に書きましたね。
そのような要素間の関連を明示することで、ブレーンストーミングで出したアイデアがビジネスモデル全体にどのような影響を与えるかを意識しやすくなり、必然的により広い観点で、アイデアを創出しやすくなるのです。
このようにビジネスモデルキャンバスとブレーンストーミングを組み合わせることで、ビジネスモデルのブラッシュアップが行いやすくなります。
興味を持たれた方は一度、ビジネスモデルキャンバスを元にしたブレーンストーミングに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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