スタートアップ界隈ではたくさんの横文字が使われます。
それもそのはず、スタートアップ発祥の地はみなさん御存知のシリコンバレーですから、そこで生まれた言葉はもちろん英語です。
そんな中分かっているようできちんと分かっていない、今さら恥ずかしくて人に聞けない言葉について解説していきます。
今回は、Vertical(バーティカル)について紹介します。
Verticalの意味
verticalは辞書で調べると以下のような意味が出てきます。
(形容詞)縦の、垂直の、垂直な、鉛直の
(名詞)垂直線
そうverticalは「垂直」という意味です。
反対に「水平」はhorizontalと言います。
Vertical Marketって何?
verticalという単語はマーケティングでよく使われる語句です。スタートアップで使われる語句がまとめられているStartup Dictionaryでvertical marketは次のように定義されています。
A vertical market (often referred to simply as a “vertical“) is a group of similar businesses and customers that engage in trade based on specific and specialized needs. Often, participants in a vertical market are very limited to a subset of a larger industry (a niche market). An example of this sort of market is the market for point-of-sale terminals, which are often designed specifically for similar customers and are not available for purchase to the general public. Vertical marketing can be witnessed at trade shows. The opposite of vertical marketing is horizontal marketing.
以下のような意味です。
vertical market(または単にvertical)は、特定のニーズをもった似たような業種、顧客のグループを指します。vertical marketは、大きな産業の一部(ニッチ市場)であることが多いです。このような市場の例としては、POS端末の市場などがあります。これは限定された顧客をターゲットにした商品であり、広く一般に販売されるようなものではありません。トレードショウなどの専門業者の展示会はまさにvertical merketingが行われている場所と言えます。vertical marketingの逆はhorizontal marketingです。
まとめると、すごく狭い市場のことをvertical market バーティカル市場と呼ぶと言えます。
Verticalに攻めていくということは、市場を限定して攻めることで、顧客のニーズをしっかりつかみ、広告費をかけずに市場を制覇することができるというわけですね。
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