英語で同じ言い回しを繰り返すとネイティブから頭悪いと思われる!?

英語のスピーキングを始めると陥りがちなことがあります。
それは、「やたらと同じ表現ばかり使ってしまう」ということです。

特にこれはライティングよりもスピーキングで顕著になる傾向があります。
例えば英語でメールを書く場合であれば、正しい表現になっているかを検索するなどして、様々な表現に触れることができますが、スピーキングの場合はとっさに言葉を発する必要があるので、どうしても自分の中の言葉の引き出しの少なさが露呈してしまいます。

やたらと同じ表現を使うと何が悪いのか?

同じ言い方を繰り返すことが染み付いてしまうといくつかのデメリットが生じます。

ネイティブから頭が悪いと思われる

英語で同じ表現ばかり使っていると、まずネイティブ・スピーカーからは「頭の悪いやつ」と思われてしまいます。
日本語ではそんなことはありませんが、英語の場合、同じ表現が繰り返し出るのをなるべく避ける傾向があります。
これは何も会話の中だけでなく、小説などの文章でも、同じものを意味する場合も異なる単語を使って表現することがあります。また、単語だけでなく、例えば文章がずっと、I ~. I ~. I ~. になるような文の形が繰り返されることも英語では避けなければなりません。

英語のスキルが上がらない

今まで使ったことがない表現を使うことで英会話のスキルは上達していきます。
異なる表現を使うことで、ボキャブラリーも増え、その表現の周辺にある知識も得ることができます。
同じ表現を使い続けているとこれらのメリットを受けることができません。
「同じような言い回ししか使ってないけど、なんとか通じるし、もうこれでいいか。」と思ってしまうとそこで成長が止まってしまいます。

同じ言い方から脱出する方法

同じ言い方ばかり繰り返し使ってしまう状況を脱するのは、実はそんなに難しいものではありません。
それは、1つのパターンに対し、2つの表現を覚える、ということです。
例えば、「私は~だと思う。」と言いたい状況に対して、

  • I think ~.
  • I guess ~.

の2種類を言うようにしましょう。
「えっ、1つではダメで。2つになったらそれでいいの?」
と思うかもしれませんが、いいんです。それでいいんです。
2つの表現を使い分けることで、自然と3つ目、4つ目も習得しようという意識が湧きます。
とにかく1つの表現に固執してしまうようなクセを防ぐことができれば、この問題は解決に向かいます。
是非、みなさんも1つのパターンに対して、2つの言い方をマスターするよう心がけてみましょう!

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