しかし、実際そうなのでしょうか? 実は選択肢がありすぎると、私たちの決断を遅らせ、より頭に負担をかけてしまうという研究結果があります。 今回は海外で話題になった選択肢を減らして、より多くのことを成し遂げるための5つの方法を紹介します。 Limit Your Options And Get More Done
決断疲れって何?
決断疲れという言葉をご存知でしょうか?英語ではdecision fatigueと呼ばれるものです。ものごとを決断するときにあまりに長い時間をかけてしまうと、疲れてしまって、正しい決定を下せなくなることを言います。 この決断疲れが存在することを考えると、よい決定を下すためには、あまり長い時間をかけてあれこれ悩んではいけないことが分かります。そのために選択肢を意図的に減らし、簡単に決められるようにする工夫が必要です。 以下に選択肢を減らす5つの方法を記します。
1. 決まった毎日のスケジュールをもつ
毎日同じ時間い起き、同じ朝食を食べ、仕事終わりに毎日ジムに行く、と聞くととても単調で退屈に思えるかもしれません。しかし、このように毎日同じことを繰り返すことで、体が自然と動く自動化を起こすことができます。自動的に体が動けばジム行き忘れることもありません。体が勝手に動くわけですから、頭を他のもっと大切なことを考えるために使うことができます。
2. 同じ服の色違いを何着かもつ
オバマ大統領は2種類のスーツしか着ませんし、スティーブ・ジョブズは黒のタートルとジーンズしか着ません。最近だとマーク・ザッカーバーグが似たようなパーカーばっかり着てることをご存じの方も多いのではないでしょうか。毎日重要な意思決定を下す必要がある立場にある人達は、重要なことにエネルギーを注げるよう、毎日何を着るかという些細なことにはエネルギーを浪費しないようにしているのです。
3. 食事の計画を立てる
一仕事終えた後の楽しみといえば、おいしい食事ではないでしょうか。しかし、疲れきった状態だと、どうしても健康に悪い食べ物に手が伸びてしまいがちです。ある研究では疲労した状態では、不健康な食事を選びがちになることが報告されています。
このようなことを避けるために、前もって何を食べるか計画したり、休日にその週食べるものを全て下ごしらえしておくといいでしょう。
4. 小さな意思決定を自動化する
Amazon.comでは、よく購入する商品を定期購入する機能が提供されています。定期的に購入することが決まっている日用品などはこういったサービスを利用して自動化してしまいましょう。
また、仕事で定期的に発生する些細な業務も秘書代行サービスなどを利用して、自動化するよう心がけましょう。
5. 意思決定に制限時間を設ける
意思決定に長い時間をかけ過ぎると決断疲れが起きてしまうわけですから、そうならないように意思決定に制限時間を設け、その時間内に決断を下すようにしましょう。 いかがでしたか?選択肢を狭めることで、より良い意思決定を下し、生産性をアップさせましょう!
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