カリグラフィーとは、「美しい書き物」という意味のギリシャ語で、アルファベットを様々な書体で書く技術です。
ヨーロッパでは昔から、看板・表札・グリーティングカードなど日常生活に取り入れられてきました。
日本でも、バースデイカードやクリスマスカード、結婚式のウェディングボードなど、文字を書いて自由に表現する機会は多いのではないでしょうか。
この記事は、カリグラフィーを趣味で始める際に必要な道具について紹介します。
カリグラフィーを新しく趣味で始めようと思ったなら、まずは道具を揃えることが必要です。
カリグラフィーで絶対に必要な3つの道具
(1) ペン(ペン先とペン軸)
当然のことですが、文字を描くためにはペンが必要です。
カリグラフィーの場合、描きたい字体によって使うペンが異なります。
例えば、イタリック体の文字を描くときに使うペンと、カッパープレート体の文字を描くときに使うペンは異なります。
イタリック体とカッパープレート体の記事について
通常のペンのように一体になっているものもありますが、通常カリグラフィーで使うペンはペン先とペン軸が分かれているものを使います。
同じペン軸でペン先のみ変えることで別の字体を描くこともできます。
気になる価格ですが、
ペン軸が安いもので500円から、
ペン先は種類にもよりますが300円から購入できます。
もちろん様々な字体を描きたい場合は、その分だけたくさんの種類のペン先を揃える必要があります。
(2) インク
普通に文字を描くだけであれば黒のインクだけあればいいわけですが、カリグラフィーの場合は、文字を装飾するために黒以外の色を使うことがよくあります。
また、文字だけでなく草花をペンで描くこともあるので、その際は文字とは異なる色を使うことがあります。
インクは例えばドクターマーチンのインクセットなどを購入すれば、1,500円程度でよく使う色のインクを揃えることができます。
(3) 用紙
練習用として、専用の練習用紙または方眼紙、レポート用紙などを使用すると良いでしょう。300円程度で購入することができます。
いかがでしたでしょうか?
西洋書道、カリグラフィーと聞くと、とてもお金のかかる趣味のように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は3,000円程度で始められる趣味なんです。
興味のある方は、是非カリグラフィーを始めてみましょう。
そして、自分で書いたお洒落なカードや手紙を大切な方に送ってみましょう。
手書きのぬくもりが伝わって、きっと喜ばれるはずです。
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