みなさん「ぺちゃくちゃ」ってご存じですか?
ぺちゃくちゃしゃべるのぺちゃくちゃですが、実はこれイベントの名前なんです。
今回は世界800都市以上で開催されているイベントであるぺちゃくちゃについてご紹介します。
ぺちゃくちゃって何?
ぺちゃくちゃとはプレゼンテーションイベントの名前です。
ただし、ただのプレゼンテーションではありません。
ぺちゃくちゃの特徴的なところは、プレゼンテーションの形式にユニークなしばりがあるところです。
それは、1枚20秒のスライドを20枚使ってプレゼンをするということ。
つまり、20 x 20 = 400秒 (6分40秒) でプレゼンをすることが決まっているということです。
スライドは20秒おきに自動的に切り替わるので、話す内容や構成も、そのスタイルに則したものにしなければなりません。
このような形式のしばりは自由な表現を制限するものと思われるかもしれませんが、しばりがあるからこそ、色々な創意工夫が生まれ、プレゼンテーションを1つのアートに仕立て上げています。
ぺちゃくちゃの起源
世界中で開催されているPechakuchaですが、その名前を見て分かるように、元々は日本で誕生したイベントです。
ただし創始者は日本人ではなく、アストリッド・クライン(Astrid Klein)さんとマーク・ダイサム(Mark Dytham)さんという人たちです。
東京で生まれたぺちゃくちゃですが、誕生したてのときは全く流行らず、海外に持ちだして人気を博したので、最近日本でも開催されるようになったという、いわゆる逆輸入の形になっています。
ぺちゃくちゃを見てみよう
実際のぺちゃくちゃのプレゼンテーションのいくつかがWebで公開されています。
特にオフィシャルサイトでは、ぺちゃくちゃ専用の動画再生プレイヤーでぺちゃくちゃのプレゼンを見ることができます。
■ぺちゃくちゃオフィシャルサイト(英語)
https://www.pechakucha.org/
また、YouTubeでもプレゼンテーションの様子が動画で公開されています。
■ぺちゃくちゃないと名古屋#18
是非、お気に入りのぺちゃくちゃを探してみましょう!
ぺちゃくちゃに参加してみよう!
世界中で開催されているぺちゃくちゃ、日本でも各地で定期的に開催されています。
多くの場合、ぺちゃくちゃないとxx(xxには地名が入る)というイベント名で開催されていますので、自分が住む地域でぺちゃくちゃが開催されていないか調べてみましょう。
そして、イベントを観覧するだけでなく、プレゼンテーションの登壇者として、20 x 20 = 400秒のプレゼンテーションに挑戦してみましょう!
もちろん、時間の制限が厳しいプレゼンテーションだけに、練習はたっぷり行いましょうね!
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