wを縦に2つ重ねたような形をしているバイラビアル・パーカッシブ (Bilabial Percussive)という文字が話題になっています。
上にあるのはバイラビアル・パーカッシブの画像ですが、実際にこの文字を出力するとこのようになります。
ʬ
※ 環境によっては正しく表示されません(>_<)
なぜ話題?wを2つ重ねたバイラビアル・パーカッシブ
wが縦に二つ重なった文字の出し方教えて
なぜバイラビアル・パーカッシブが人気なのかというと、wを2つ重ねたその形がWeb上でのコミュニケーションで役に立つ使い方ができるからです。
「何これwwwwwワロタwwwww」
といった表現に見られるように、wを重ねることで、笑いを表すことがよくあります。
(笑)といった表現と同じようなものです。
特にスマートフォンなどだと(笑)と入力するのがめんどうなので、アルファベットの小文字1つで使えるwが好んで使われます。
そして、このwの形が草が生えたように見えることから、「笑った」ということを「草生えた」と言ったり、wをたくさん付けたいくらい「大爆笑した」という意味で、「大草原」などと言ったりすることがあります。
このようにwを重ねて笑いを表現するなら、wが2重になっているバイラビアル・パーカッシブʬは、wを重ねるくらいの大笑いという意味を表すことができます。
ワロタwww
よりも
ワロタʬʬʬ
の方がより笑いの量が多いということです。
カリグラフィーの練習にもバイラビアル・パーカッシブ
西洋書道とも言われるカリグラフィー。
スティーブ・ジョブズのスタンフォード大卒業式のスピーチでも話題になったアルファベットをきれいに描く技術のことです。
カリグラフィーでは、イタリック体をきれいに描けるようになることが、習得の第一歩と言われています。
そして、イタリック体の練習では、wを描きまくることが上達への近道になります。
wを描いて描いて描き倒すと、あら不思議、紙の上にはたくさんのバイラビアル・パーカッシブが並びます。
wの練習をすれば、話題のバイラビアル・パーカッシブにふれることもでき、カリグラフィーのスキルアップになるので、是非みなさんもwを紙に描き倒してみましょう。
ペン字講座もオンライン学習サービスのShareWis
コメント