ブログサイトの構築などでよく利用されるWordPress。
何を隠そうこのサイトShareWis PressもWordPressで作成されています。
しかし、このWordPressっていったいどういう意味なんでしょう?
サービスの名前には由来がある
色々なサービスにはそれぞれ名前に由来があります。
例えば、Facebookは、SNSのFacebookが誕生する前からあった英単語です。
意味は以下のとおり。
個人の写真と名前とを掲載した名簿。大学や高校などで、学生がお互いを知ることができるよう学年度のはじめに配布する。印刷物だけでなく、オンライン上の名簿についてもいう。写真名鑑。
Facebookが元々ハーバード大の学生の間で普及したことを考えると、学生向けの名簿、という意味もサービスの由来とぴったりマッチしていますね。
では、WordPressはどうなのか?
というと、WordPressという英単語は存在しません。
では、どういう意味があるのでしょうか。
WordPressの名前の由来: ドメインが取れたから
WordPressの名前の由来は、WordPressの創始者の1人であるマット・マレンウェッグ(Matt Mullenweg)さんによって語られています。
もともと、出版物、本のような名前にしたいというイメージを持っていたんだけど、たまたま友人のクリスティンが「いい名前を見つけた」と教えてくれたのが「WordPress」だったんだ。「しかもドメインが取れるよ」と(笑)。最初のうち、この名前はみんなに不評だったんだけど、僕はとても気に入った。それで、WordPressに決まったんだよ。
創始者も駆け付けた「WordCamp Tokyo 2009」レポートより
出版物や本に関連する名前で、ドメインが取れる名前としてWordPressが選ばれたとのことです。
しかし、このWordPressという名前がなぜ出版物や本に関連するのでしょうか。
言葉の出版物 Word + Press
WordPressという言葉をWordとPressに分けると、Wordはそのまま「言葉」という意味です。
さらには、文書作成ソフトのWordの存在を考えると、PC上で文書を作成する行為をWordという単語で暗示させることができます。
次のPressという単語ですが、これは「出版物、新聞、雑誌、報道機関、報道陣、マスコミ、記者、〔新聞や雑誌の〕論評、記事」という意味があります。
また、「押す」という意味から、「(レコード)をプレスして作る」という動詞としての意味もあるので、WordをPressする、つまり「PC上で作成した文章を、記事として出版する」といったようなニュアンスになります。
是非みなさんもWordPressを使って、オンライン上に記事を発信してみましょう!
コメント