生産性が高い人が毎日行っている6つのことが秀逸すぎる

仕事で成果を出す人と、頑張っているのになかなか成果が出せない人の違いはなんなのでしょう?
「生産性の高い人が毎日行っているちょっとした6つのこと」という英語の記事に、仕事で成果をバンバン出す人の秘訣が紹介されていましたので、みなさんも6つのポイントができているかどうかチェックしてみてください。
6 Subtle Things Highly Productive People Do Every Day

1. 気分を管理する

タスク管理や時間管理よりも生産性に大きなインパクトを与えるものがあります。それは気分の管理です。
これには統計的な裏付けがあります。

  • 医師が患者を診断する際、気分が良い状態だと気分が普通の状態よりも19%早く正確な診断結果を出せる。
  • 楽観的な営業社員は悲観的な営業社員よりも56%売上が高い。

一日の始まりを、アラームやかかってきた電話、届いたメールへの応対に使ってしまうと、その日一日が「反応的」な過ごし方になり、自分で決めた優先順位で仕事を行いにくくなってしまいます。
自分という自動車の運転席に、あなたではなく他の人がハンドルを握るようなものです。
「週4時間」だけ働く。の著者ティモシー・フェリス氏は1日の始まりの80分から90分を反応的な行動ではない行動に費やす時間を設けています。
あなたもタスク管理から始めるのではなく、気分の管理をまず行ってみてはいかがでしょか?

2. 朝はメールを見ない

生産性の高い人から「メールに費やす時間を増やせ。」というアドバイスが出たことは一度もありません。
朝一でメールやSNSをチェックすることは、あなた以外の人間に、あなたの行動が支配されることから一日のスタートを切ることになります。
優先順位を自分で決めて走りだしたのに、自分から進んで他の人にハイジャックされに行くようなものです。
実際にメールチェックの習慣には以下のようなデメリットが確認されています。

  • イライラしがちになる
  • 間抜けになる
  • メールチェックの習慣はアルコールやタバコよりも依存性が高い
  • メールチェックを頻繁に行なうとIQが10低下したのと同じ思考力になる

あなたの大切な一日の始まりなのですから、GmailやFacebookを見る前に、自分で決めたことに取り組むようにしましょう。

3. タスクを早く終わらせようとするのではなく、本当にやる必要があるのか質問する

多くの人が「なぜ全てのタスクを終わらせられないのだろう?」と悩んでいます。しかし、その答えはとても簡単です。
「多くのことをやりすぎているから」
生産的になりたいなら、なんでもかんでも手当たり次第に手を付けるのはやめましょう。常に「これをやるべきなのか?」と質問するクセをつけるのです。
インドの会社のCEOを対象に行われた調査では、会社の業績とCEOが計画に割く時間との間に正の相関が見られています。
手当たり次第にタスクを増やすのではなく、やるべきかどうかをしっかり考え、計画を立てて仕事に取り組みましょう。

4. 集中というのは気を逸らすものを取り除くこと以外の何ものでもない

集中力というと個々人がもつ能力のことを指すように思われがちですが、これは大きな間違いです。
意志の力を当てにしてはいけません。
集中というのは単に気を逸らすものを取り除くことなのです。
選択肢が減らすことができれば人は自動的に1つの選択をするものなのです。
そしてそれが集中です。
ある調査ではトップCEOは20分おきにミーティングや相談などで思考が中断されると報告されています。
ではそのような状況ではどうすればいいのか、そのようなCEOの多くが、朝に90分間家で仕事をするそうです。
誰にも邪魔されない環境で90分間、本当に取り組むべきことに意識を集中できる時間を確保しているのです。
集中力がないと困っている人は、意志の力を鍛えるのではなく、集中を逸らせるものをできるだけ周りから排除してみましょう。

5. 個人でシステムを作る

ルーチン化の力はとても強力です。
しかし、自分で規律正しく行動することは誰にとっても難しいものです。
そのため外部のシステムにその部分を行わせましょう。
良いシステムというのはものごとを自動化させます。
意志の力をあまり注がなくても、勝手に結果が望んだ結果が生み出されます。
多くの偉人は個人的なルーチンをもっています。
そのようなルーチンを作る際のステップは以下の通りです。

  1. 自分の成功に関連のある業務をリストアップする
  2. その中で絶対的に生産性を高めるものをピックアップする
  3. No.1の業務のための時間をスケジュールに確保し、No.2の業務を可能な限りスケジュールから取り除く

6. 次の日のゴールを前日の夜に決めておく

次の日に行なう仕事で最も重要なものを1つか2つ夕食の前に決めておきましょう。一日の始まりをルーチン化するケースは多いですが、仕事の終わりもルーチン化することがとても重要です。終わりの儀式を自分の中にもちましょう。
なぜなら、次の日の朝起きると、多くの予想外のことが起こり本来すべきことの時間がなくなってしまうからです。
また、この習慣を身につけると、次の日すべきことが明確になっているので、不安を感じることなく、夜を楽しめるという効果もあります。
今日の夜からこの習慣をスタートしてみましょう。
以上、6つをまとめると以下のようになります。

  1. 気分を管理する
  2. 朝はメールを見ない
  3. タスクを早く終わらせようとするのではなく、本当にやる必要があるのか質問する
  4. 集中というのは気を逸らすものを取り除くこと以外の何ものでもない
  5. 個人でシステムを作る
  6. 次の日のゴールを前日の夜に決めておく

生産性が高い状態は、忙しいけれど焦らされてはいない状態といわれています。
6つの習慣をあなたも身に付けて生産性の高い人になりましょう!
ハイパフォーマーになるために頭の中を整理し、仕事に取り組めるようになるGTD (Get Things Done) というシステムがあります。GTDを習得したい方は下記のオンライン講座に挑戦してみましょう!

GTD入門 – ハイパフォーマーになるためのタスク管理術

コメント