日本人が英語を話せない原因は羞恥心のせい

多くの日本人は中学生から6年間、大学も合わせれば10年間も英語を学んでいます。
最近では小学校にも英語のクラスが導入され、学習期間は長くなる一方です。
ですが、学習期間とは裏腹に英語と親しみを持っているとは到底言えません。
ありがとう」を英語で何と言うかは小学生でも知っています。ですが、いざ英語を話すとなると口が閉じてしまい、モゴモゴしてしまうのはなぜでしょうか?
逆説的ですが、英語を長く勉強してきたため、英語を話せないという現象を起こっているのではないでしょうか?

勉強していないなら間違っても恥ずかしくはない

例えば、全く勉強したことはないが、挨拶だけ知っているような言語の場合、ここではあなたがフランス語のありがとう、「メルシー」という言葉を知っていることにしましょう。
フランス旅行の飛行機の中で旅行本を読んでいるうちに覚えたのです。そして、あなたは飛行機を降りるときや買い物をしたとき「メルシー」というとします。
多くの人はそのとき、発音が訛っているのではないかとか、アクセントは「メ」なのか「ル」なのか「シ」なのかなどで心配しないでしょう。
覚えた単語を気軽に口にして、たとえ間違っていても「恥ずかしい」とは感じないでしょうし、通じたら素直に嬉しいと思うはずです。
このように勉強したことがない、英語でない言葉なら、正誤にとらわれずに楽しく使うことができるのです。

勉強したからといって正しく話せるわけではない

さっきの例を逆に捉えると、日本人は英語を長期間勉強してきた自負があるため「英語をきちんと話せないと恥ずかしい」と思ってしまいがちですが、これは間違いです。
勉強したからには完璧を目指してしまい、理想主義になりがちですが、その考え方は捨てなければいけません。
実際、非英語圏の人の英語は発音も綺麗ではないですし、文法もめちゃくちゃですが、それでも彼らは英語を使えています。
彼らと日本人の違いは英語を口に出しているかいないかです。

恥ずかしさなんて一銭の価値も無い

英語が苦手な人が最初にすべきことは、間違えたら恥ずかしいという考えを捨て去ることです。
「恥ずかしい」という気持ちを無くすことです。
そして、頭で合っているか間違っているかなどを考えずに、英語を口に出してみましょう。間違っていても良いのです。非英語圏の人はとにかく話し、間違いまくり、間違いを指摘され、修正し、英語が上達するというプロセスを取っています。
最初は「Hello」と言われれば「Hello」と返すという本当の初歩レベルからでいいのです。
何事も最初が肝心、いきなり高度な英語を話せるわけがありません。
この記事の内容を読んで無意味な内容だと思っているあなたこそが大バカものです。言語というものは口に出さないと習得できないのです。間違って何が悪い、間違ってもいいじゃないかと思えること、完璧主義をヤメることが英語習得への道の第一歩なのです。

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