いきなりですが皆さんは「手帳」を持つ派ですか?持たない派ですか?
今や予定管理ぐらいならスマホでも難なくできてしまう時代。
実際に私も手帳を持っているものの、仕事の予定はGoogleカレンダーに入れているしプライベートの予定も覚えられる程度だし、そんなに書くこともないし家に置いて出かけることもしばしば。
もしかしてもう手帳は要らないかも…と感じ始めているこの頃ですが、今回は改めて「手帳」の意義について考えてみたいと思います。
『キャバ嬢』専用手帳「Club Diary」がスゴイ
営業職向け、企画職向け、美容師向け、OL向け等、手帳も職種や属性に合わせて様々なタイプが販売されるようになりましたが、今話題なのが「Club Diary」という名前の『キャバ嬢』手帳。
(出典 : clubdiary.jp/smp/)
見た目はいかにも女の子ウケしそうなおっしゃれ〜な手帳ですが、中身はスケジュールページはもちろん、毎日の指名・同伴・アフター本数、ドリンクやフードのバックなどの売上を記入できたり、その日来られたお客様の特徴や話の内容を書き込めます。
それだけならまだ予想の範囲内ですが、この手帳の凄いところは睡眠時間をグラフにできたり、1週間ごとの売上をまとめて給与額を想定したりといった健康・収支管理もできてしまうこと。
さらに、お客様の来店日のほかにも会計額や連絡した日なども表として書くができるので、「どれだけ連絡したら来てもらえるか」「売上を上げたいときは誰に来てもらうか」といった作戦を立てることも可能。
記入方法はほとんどがイラストに色を塗ることで完了するデザインになっているので、「今までノートに書いていたけれど、ぐちゃぐちゃで分からなくなった」「自分流で手帳に書いていたけれど面倒臭くなった」といった方でも、楽しく簡単に管理できます。
(出典:www.clubdiary.jp/)
日ごとの契約金額やお会いした方の情報を記入できるリフィル部分は、もしかすると経営者の方や個人事業の方にもお役立ちかもしれませんね。
デキる人はやっている、巷で話題の最強の手帳使用法
「手帳を使っている」派の方々には、スケジュールのほかに「数行の日記を書き込んでいる」という方もいらっしゃると思います。
もちろん日記を書くことも良いのですが、巷では最近「手帳に夢を書き込むと叶いやすい」という噂が囁かれているのはご存知でしょうか。
そしてそれを裏付けるかのように、「成功してる人や充実している人は、手帳を目標ややりたいことでいっぱいにしている」というデータもあるのだとか。
手帳に夢を書く3つのステップをご紹介します。
ステップ1: とりあえず夢を書き込んでみよう
まず効果があると思われるのは、「書く」という行為。日記を書くとスッキリして気分も落ち着くのと同じく、夢や目標を「書く」ことで自分が何を望んでいるのかを整理することができます。
その上、手を動かして書き、書いた文字を目で見ることで、書かれた夢や目標に自分の意識がしっかりとフォーカスされるそう。
「メールより手紙の方が思いが込もる」ように、デジタル時代とは言え、やはり「書く」ことのパワーに勝るものはないのかもしれません。
まずは何も考えず夢を手帳に書き込んでみましょう。
ステップ2: 大きな夢から小さな目標へ落とし込む
大きな夢を書いたら、そのために何をすればいいのかを月や週の目標としてさらに書き込んでみましょう。そこで今やるべきことが明確となり、それをこなしていくことで夢・目標に近付けるといった仕組みです。
「書くだけで」と言われると何だか怪しい雰囲気がしますが、「書いたことを達成するための行動をする」という点では仕事での目標達成や年次計画と同じですね。
ちなみにこの方法を実践するには、毎日数分でも良いから手帳を開く時間を作ることが重要です。モチベーションが下がっているときも自分で書いた文字を見て、気合いを入れ直したり達成できなさそうだったら月や週の目標を変更したってOK。
どうしても気分が落ち込んだら日記を書いて吐き出してしまっても良いし、良かったと思えることを書き溜めていって元気を出すという方法だってあります。
ステップ3: 叶わなかったとしても気にしない
そして最後のルールとして、「もし叶わなくても気にしない」こと。
現実なので、想定通りにいかないのは当たり前。しかしそこで「自分にはやっぱり無理だった」と思わずに方向転換をしてみたり、「またチャレンジすれば良いや」ぐらいの気持ちでいることが一番大切です。
要は、「自分がやりたいこと・目指すことに対してワクワクする」という意識さえ持って過ごせば構わないのです。
実は手帳って使い方次第でかなり意義のあるツールになるということを知っていただけたでしょうか。
「夢を叶えるため」「目標の管理」と捉えると義務的になってしまいますが、結局は手帳に何でも宣言してみたり吐き出してみたり「日常の相談役」として自由に付き合ってみれば、スマホアプリやWeb上の予定管理だけでは得られない気持ちが湧いて来るのではと思います。
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