※本記事に「君の名は。」のネタバレはありません
映画「君の名は。」が大ヒット中と聞いて、新海誠作品は「星を追う子ども」を見て以来、すっかりご無沙汰していましたが、劇場に足を運んできました。
ネタバレされたくない方もいらっしゃると思うので、感想など多くは書きませんが、とにかく良かったです。
今回の記事では、「君の名は。」を見終わった後の余韻に任せて、見たくなった映画をご紹介します。
おそらく、「君の名は。」が楽しめた方は、こちらも楽しめるのではないでしょうか。
その1: ほしのこえ
新海誠監督の初の劇場公開作品です。25分と短い作品なのですが、制作のほとんどを監督が一人で担当しています。
初期に制作されたバージョンでは、監督が声優も担当されていました。
元々はネット公開された個人作品でしたが、公開後の評判の高さから、劇場公開につながりました。
この作品で描かれた、男の子と女の子の微妙な関係性は、「君の名は。」にも繋がる新海誠らしさが感じ取れます。
25分という短い中に、新海誠監督らしさが凝縮された作品で、オススメです。
小説版が2作品と、マンガ版が出版されています。
25分のアニメーションでは描ききれない、世界感を感じ取るのに、これらの書籍版もおすすめです。
その2: イルマーレ
こちらは、実写の韓国映画で、後にハリウッドでリメイクされました。
私は、ハリウッド版しか見たことがないのですが、キアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロックが主演コンビが、スピードというアクション映画の組み合わせながら、しっとりとしたロマンス映画に出てくるのを新鮮に感じました。
ゆったりと男女が関係性を深めてい過程と、そのエンディングがとても気に入っています。
シナリオの完成度の高さは、「君の名は。」に負けないのではないかと思っています。
週末に原作の韓国版をレンタルして見なおそうと思うぐらい、オススメの作品です。
その3: イヴの時間
こちらも、「ほしのこえ」同様にネット公開され、人気が出て劇場公開された作品です。
ネット公開版は6話制作され、それらをまとめて編集した完全版が劇場版となっています。
ネット上で人気が出てその後の展開につながったという辺りで、なにか新海作品に通じるものが感じられるかもしれません。
こちらの作品は、あまり恋愛要素は強くありませんが、テーマの切り口や、全体の空気感がとても素晴らしい出来の映画です。
以上、筆者個人が「君の名は。」を見た後で、もう一度見たくなった映画3本を紹介してみました。
しかし、「君の名は。」のネタバレを避けるあまり、作品の魅力や、なぜこの映画をもう一度見たくなったのか、という理由を充分に説明することができませんでした。
しかし、一度見ていただけると、このラインナップに納得していただけると思います。
秋の夜長のお供に、これらの作品も楽しんでいただけると幸いです。
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