デジタルカメラでもスマートフォンでも、ほとんどの場合、写真だけでなく動画を撮影する機能がついています。
大切な思い出を形として残したい!と思ったとき、写真を撮るべきなのか、動画を撮るべきなのか迷ってしまうことってありませんか?
私はよく迷います・・・その時間が楽しければ楽しいほど、写真でも動画でも記録に残したい!という思いが強いです。
ここではどのようなときに写真、動画で撮影すべきかについて説明したいと思います!
大切な思い出の瞬間が切り取れる写真
写真撮影と動画撮影の大きな違いは、ずばり場面の切り抜き方にあります。
どういうことかというと、写真を撮る場合、撮影者は、何を撮ろうとしているのか、連続する時間の中からそのターゲットを明確にして写真を撮ります。
そのとき、頭の中には、目の前にあるものを、「こういう感じで写真として残したい」というイメージがあります。つまり写真の方が、撮影者の視点が表現しやすいということです。
また、写真の利点は、動画よりも他の人に見てもらったり、自分で見返したりする機会が断然多くなるということです。動画は、例えば5分間の撮りっぱなし動画を残しているだけだと、あとで見返す時に5分間映像を見ていなければいけないということになります。そうすると、やはり手軽に他人にも見せられて、かつ自分で見返すときにも手間がかからない写真のほうが、どうしても見る機会は多くなります。
動画では音声や臨場感も含めて残せる
動画の場合、もちろん撮影対象はあるわけですが、映画の撮影でもない限り、こういう感じで動画として残すというイメージは、写真ほど明確ではありません。
そのため、必然的には動画で撮影したものには、撮影者が意図していないものが映り込んでいることが、写真とくらべて多々あります(これはなにも心霊現象などについて言っているわけじゃありませんよ)
目の前の人の笑顔を動画で撮ろうとしたのに、遠くで鳴いている鳥の声が入っている。
ペットの寝顔を撮ろうとしたのに、急に寝返りを打った。
といったように、撮影者の意図していないもの、悪い言い方ではノイズが、良い言い方では臨場感が動画に入ってくることで、写真とはまた違ったかたちで思い出をかたちに残すことができます。
ですので、思い出を写真で残すべきか動画で残すべきか迷ったときは、そういったノイズあるいは臨場感が必要な場面かどうかを少し考えてみてください。
いかがでしたか?
自分の心の動いた瞬間だけを残したいのであれば写真
被写体の動きや周りの臨場感を大切にしたいのであれば動画
素敵な思い出を形に残す際、少し意識してみてください。
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