YouTubeなどWebに掲載する動画のクオリティを上げるためには、映像編集技術はもちろんのこと、クリアな音声を収録することが大切です。
最近はスマホにイヤホンを挿して動画を視聴する人も増えているので、イヤホンで聴いても不快感のないクリアな音声を実現する必要があります。
映像制作のためにマスターしておきたいマイクの3分類について紹介します。
映像制作者必見!マイクの3分類
映像の音声収録で使うマイクにはさまざまな種類があります。マイクの動作方式で分類すると大きく3つに分類することができます。
①ダイナミックマイク
ダイナミックマイクは最もポピュラーなマイクで、カラオケボックスで使うタイプのマイクです。特別な機材は必要はなく、最も丈夫で扱いやすいと言えます。代表的なダイナミックマイクにはShure SM57などがあり、カラオケボックスからライブハウスでドラムやギターの音を拾うためなど、音声から学期まで非常に広い範囲で使われています。
②コンデンサマイク
コンデンサマイクには、映像の音声収録で頻繁に使うガンママイクやレコーディングスタジオで使われるタイプのマイクが該当します。このタイプのマイクは、ケーブルで繋いで48Vの電源を供給しないといけません。この電源のことをファンタム電源と呼びます。コンデンサマイクは48Vのファンタム電源を繋がないと動かないことを覚えておきましょう。
ダイナミックマイクとコンデンサマイクの違いは、コンデンサマイクの方が繊細な音を拾いやすいことです。ですので、音質を重視したいときはコンデンサマイクを使いましょう。
③エレクトレットコンデンサマイク
少し名前がややこしいですが、エレクトレットコンデンサマイクというタイプのマイクもあります。先ほどのコンデンサマイクと動作原理はほぼ同じですが、エレクトレットコンデンサマイクの方が価格が安い分、音質はやや劣るといえます(機材によって一概には言い切れませんが)。ピンマイクやICレコーダーに繋ぐタイプのマイクがこれに該当します。このタイプも名前にコンデンサマイクとあるように、電源の供給が必要ですが、ファンタム電源ではなく、プラグインパワーで起動します。
いかがでしたか?
今回は動作原理を元にマイクを3種類に分類しましたが、マイクは音を拾う範囲で分類することもできます。
マイクに関する知識を身につけてクリアな音声の動画を作れるようになりましょう!
コメント