コミュニケーションの語源、コム二カチオとは

コミュニケーションは最近話題のバズワードと言っていいのかもしれません。
就職活動、転職活動で「コミュニケーション力(りょく)」なるものがいつも取りざたにされています。

しかし、「コミュニケーションってそもそも何だろう?」と考えるとよく分からないものです。今回はそんなコミュニケーションの意味を語源から探りたいと思います。

左側の人が耳に手を当てて聞き取り、右側の人が口に手を当てて声を発している画像

コミュニケーションの語源はコム二カチオ

コミュニケーション (communication) の語源はラテン語のコムニカチオ (communicatio) です。

コムニカチオの意味は「分かちあうこと、共有すること」です。

重要なのはコムニカチオの意味が「伝える」ではなく「共有すること」である点です。

自分の考えや思いを相手に伝えることがコミュニケーションだと思われがちですが、それはコミュニケーションの片方でしかありません。
相手の考えや思いを受け取ることとセットになって、はじめてコムニカチオ「分かちあうこと、共有すること」になります。

「共有すること」は簡単な言葉に見えてなかなか難しいことです。

相手が言った言葉をもとに、どのようなことを考えているのか、どんな思いをもっているのか、それを汲み取り、相手を理解することが必要です。
それは、単に話を聞くという受動的な姿勢だけでは達成できません。
考えを巡らし相手の考えを理解しようと努める積極的な姿勢が必要です。

コミュニケーションには媒体が必要

自分の考えや思いというものは目で見えるものではありません。
もちろん、相手の考えや思いも目では見えません(目で見えたらコミュニケーションはもっと楽になりますね…)。

そのため、コミュニケーションを行うときは、何か形のあるものを介さないといけません

通常それは、言葉になるわけですが、言葉だけが考えや思いの媒体ではありません。

声の調子、目線、表情、ボディーランゲージ、その全てが、あなたの考えや思いを伝える媒体になります。

よく「目が笑っていない」という表現がありますが、あれは言葉や声の調子は楽しそうにしているのに、「目つき」という媒体に笑っていない思いが写ってしまっているということです。

コミュニケーション下手は媒体の使い方が下手 – 伝える側面

コミュニケーションの伝える側面を取り出した場合、コミュニケーションが下手な人は、この媒体の使い方が下手な人ということができます。
そのシーンで伝える必要のないものを、下手な媒体の使い方をして伝えてしまったり、自分が意図しているものと違うものを伝えてしまう人です。

コミュニケーション下手は媒体の使い方が下手 – 受け取る側面

受け取る側面を取り出した場合は、媒体となった言葉や表情から、相手が意図したものを汲み取れないことを、コミュニケーション下手ということができます。
口下手なことだけが、コミュニケーション下手ではなく、相手に「そういう反応をして欲しいわけじゃないのに…」と思われてしまうことも、コミュニケーション下手と言えるのです。


コミュニケーションの本来の意味である「分かちあうこと、共有すること」をマスターすることは、一朝一夕でできることではありません。
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会話のポイント!コミュニケーション術 基礎コース

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