銀行員に憧れる諸君のために、銀行員1年目で課されるノルマを紹介します。
銀行は甘えさせてくれません。
いきなり厳しい言葉をいったかも知れませんが、事実です。
銀行は甘えさせてくれません。新人であっても。
銀行は投資信託や融資で、支店ごとにノルマが本部から課されることは有名です。
人気のドラマ「半沢直樹」でも半沢直樹属する融資課では、年間融資100億のノルマがありました。
そして、支店ごとのノルマは支店に勤務している銀行員に配分されます。もちろん新人も例外ではありません。
新人に課される3つのノルマ
①定期預金の獲得
定期預金とは預けてしまえば一定期間は原則引き出せない預金のことです。
その分、利子率は高くなります。銀行は預金を担保に投資をして資金を増やそうとするので、
銀行に一定期間確実にお金があることが最も重要なことなんです。
「おい、◯◯、今週中に100万定期預金を取ってこい」と上司から急に宣告されたりもします。
またノルマをクリアしていたとしても、追加で定期預金を取ってこいと宣告されることもあります。
②投資信託の販売
投資信託は「多くの投資家から集めたお金を、ひとまとめにして、運用のプロに預け、稼いでもらい、その儲けを再び投資家達に配分すること」です。銀行はその手数料で儲けることができます。
もちろん投資は自己責任なのでその旨を伝えつつ販売しないといけません。
なかなかハードルが高く聞こえますが、銀行員はそのハードルを超えないといけません。
「おい、◯◯、今週中に1000万投資信託を販売してこい」と上司から急に宣告されたりします。
週初めではなく週の中頃とかに言われたりもします。本当に急にです。
③クレジットカードの契約
いまやどこに行ってもネットでもクレジットカードの発行をしないかと勧誘されますが、それは銀行でも同じです。
その理由は簡単です。
カードを1枚作れば、カード会社からキャッシュバックがあります。
また1度カードを作ってしまえばその銀行との取引が増え、取引の際の手数料が発生するからです。数百円ですが、大勢の人から得ることが出来れば・・・それはばかにならない大きい金額になります。
「おい、◯◯、今週中にクレカ5枚獲得してこい」と上司から急に宣告されたりします。
自分自身・身内・友人など身近な人達にお願いする場合もあります。
それほどきつい内容が多いのが実情です。
もちろん、支店によりノルマの内容は異なるとは思いますが、ノルマがあるのは事実です。
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