気合や根性を使わず目標を達成!条件型計画とは

ダイエットや勉強など、「今度こそは!」と目標を立てても、中々達成できないことってよくありますよね?
そんなときに、自分はなんて意志の弱い人間なんだと、凹んでしまう方も多くいらっしゃることでしょう。きっと目標を毎回達成する人は、自分にはない強靭な意志力を持っているんだ、と思われるかもしれません。
でも、実は目標を達成する人としない人で、そこまで大きく意志力に違いがあるわけではありません。気合が根性がないから、目標を達成できないわけではないんです。
今回は、そんな、意志力の強弱とは関係のない、目標達成に必要なシンプルなコツについてご紹介します。

条件型計画を使って目標を達成しよう

目標を達成するためには、何よりも行動を起こさなければなりません。
ダイエットなら運動をする、ですとか、勉強なら本を読む、などといった具体的な行動を起こさない限りは目標に近づくことはできないわけです。
けれどついつい友達と食事に行ってしまったり、ダラダラネットやテレビで時間を使ってしまって、気づいたときには、全く行動を起こせていないということがよくあります。
そこで、役に立つのが条件型計画と呼ばれるものです。
条件型計画とは「○○をしたら、☓☓をする。」といった形の計画です。
例えば、
「家に帰って、ソファに座ったら、すぐに本を取り出して読書をする。」ですとか、
「毎週土曜日の10時の時点で雨が降っていなかったら、脱衣所に行ってスポーツウェアに着替えてストレッチをする。」
といったような計画です。
上記の例にあるように、「○○をしたら、☓☓をする。」の○○と☓☓の箇所が具体的であれば具体的であるほど良い条件型計画と言えます。
このタイプの計画を事前に準備しておくと、○○に該当する状況が発生したときに、すぐに行動に移ることができます。

なぜ条件型計画がうまくいくのか

条件型計画は言ってみれば「if ○○, then ☓☓.」といった形の自動化されたプログラムのようなものです。
自動化されたプログラムのメリットは、意志の力を節約できることです。
ダラダラネットを見ている途中で、エイヤと運動を始めるのにはたくさんの意志の力が必要です。
一方、条件型計画であれば、○○に該当する状況が発生したら、エイヤと思い切る、思い切らないに関わらず、行動を起こさざるを得ない、と思ってしまえば、スムーズに行動を起こすことができます。

条件型計画を複数回こなすと習慣化できる

条件型計画は習慣づくりにも活用することができます。
ある条件が発生して、行動を起こすということを繰り返すと、条件型計画のことを思い出さなくても自然と体が動くようになります。
すると、もはやこれは条件型計画ではなく、一種の習慣と呼ぶことができます。
習慣づくりができれば、目標達成がより楽になります。
いきなり習慣化に取り組むと失敗しがちですが、まずは条件型計画を作り、条件が発生したら、有無を言わずに行動するところから始めてみるのがいいでしょう。
 
あなたも是非、目標達成のために条件型計画を活用してみてください!

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