志願者増170%!2020年入試改革英語4技能試験の本命?TEAP対策本3選

みなさん、2020年の大学入試改革のお話はご存知でしょうか?
文部科学省は、英語教育改革の柱の一つに「4技能化」を掲げています。そして、2020年に向けた大学入試改革において4技能を総合的にバランスよく評価するために、外部検定試験を導入する方針を明確にしています。
これにさきがけ、既に各大学・各学部の一部では特色を出しつつ、入試で採用する外部検定と基準点や扱いについて公開しています。
例えば、早稲田大学の文化構想学部や文学部では、2017年から外部検定試験の導入を開始。2018年も以下のように、外部検定試験で一定の基準のスコアを持っている受験生は、国語と地歴の2科目の合計点(各科目に基準点あり)で合否を判定することを公開しています。

英語4技能テスト

※早稲田大学入学センター 一般入試公開情報より

TEAPって何?

TEAP (Test of English for Academic Purposes)は、上智大学と日本英語検定協会が共同で開発した、大学教育レベルにふさわしい英語力を判定する試験です。2014年に導入され、後発ながら採用大学も受験者も急増していて、注目を集めています。
テスト形式は、Readingテスト70分(100点満点)、Listeningテスト50分(100点満点)、Writingテスト70分(70字程度で要約をするTaskAと説明&要約+自分の意見を200字程度で記述するTaskB)、そして約10分間のSpeakingテストです。Speakingテストは、試験官1人による面接形式が特徴です。インタビューと与えられたテーマのスピーチとその質疑応答になります。
受験資格は、高校2年生以上となっています。また試験日は、年の後半に集中していて、2017年では、7月、10月、12月となっています。

詳しくはこちら TEAP 日本英語検定協会

旺文社調べ:英語外部試験2016年入試採用率

英語外部試験 採用率(一般入試)

出典:旺文社 教育情報センター「2016年英語外部試験利用状況」
※各大学にて英語外部試験を利用している入試方式(一般入試)全体を 100 とし、それぞれの試験が採用されている割合を算出。
※試験の採用については募集要項に明記されている試験全てを計上した。「それに準ずる試験でも出願可」などの記載がある場合には上記全ての試験が採用されているとしてカウントしている。募集要項の文面から記載試験以外は有効と読み取れない場合には採用としていない。

2014年に後発で導入されたTEAPだが、2016年時点では、45.6%という高い採用率となっています。そして、2017さらに2018入試に向けてこの傾向に拍車がかかってきています。

2017年の志願者170%増!4技能外部検定試験の大本命に?!

2017年7月のTEAP志願者数の伸びは、対前年同時期テストの170%増と大幅に伸びています。理由としては、2016年時点でも大学の外部試験として高い採用率だったTEAPが存在感を増し、採用大学からの評価も高く、2017年の大学採用も伸びてきていることがあげられます。
TEAPの速報
上は、英検協会が今年2017年8月に発表した、7月のTEAP志願者増のレポートです。今回のTEAP志願者の大幅な増加について、英検協会では以下のように考察しています。

  1. 全国で、英語の外部検定試験を入試に導入する主要大学が増加したこと。また4技能のスコア提出を受験生に求める大学が増えたこと。
  2. TEAPを採用する大学の増加に伴い、受験生にとっても外部検定試験で求められる基準スコアを取得すれば、第一志望と併願校のいずれにも出願しやすくなるため、この併願パターンでの活用が広がっていること。
  3. 高等学校など団体単位での申し込みが増加したこと。また大学等が主催する個人向けTEAP関連の説明会への参加者が増えていることから、 団体・個人ともにTEAPの関心度が高まり認知度が上がってきている。

年内受験にまだ間に合う!書店で手に入る、TEAP対策本3選

採用大学も受験者も急増しているTEAPは、今では2020年の大学入試改革、英語4技能外部検討導入の本命とも言われます。ただ、まだまだ新しい試験なので、高校の先生も対策には困っているという話も聞きます。ここでは、ラインナップはまだ薄いながら昨年あたりから本屋さんでも手に入れることができるようになってきたTEAP対策本を、3冊選んで紹介します!

『はじめてのTEAP 対策問題集』(デイビッド・セイン、斎藤裕紀恵 著:研究社2016)

テストを把握する対策書として、一冊目に最適かもしれません。実際にTEAPを受験した著者ならではの丁寧な分析と解説、試験の心得が語られるのが特徴です。4技能型アカデミック英語能力判定試験TEAPをあらゆる角度から分析し、特徴と傾向を割り出し、高得点を取る対策法が解説されています。本番さながらの模擬試験を2セット収録。スピーキングとライティング対策は補充問題がついています。音声は、無料ダウンロード。

『TEAP全パート徹底トレーニング』(晴山陽一 監修 / 鈴木瑛子 /駒井亜紀子 /藤田祐美 /トラビス・ホルツクラー /ナサニエル・フレンチ 著:三修社2016)

パートごとに、問題傾向・攻略法・勉強方法などが詳しく紹介されています。問題傾向にしっかり沿った例題でウォーミングアップした後、練習問題で徹底的にトレーニング。TEAPの出題の背景理解に必要なキャンパスライフの知識が身につくコラムや単語リストも充実しています。パターンプラクティスで得点力を高める練習問題が充実いているので、テスト直前の集中対策にもぴったりです。音声CD2枚つき。

『【CD2枚付】TEAP実践問題集 (大学入試合格のためのTEAP対策書)』(旺文社編:旺文社2015)

英検協会主催の検定は、旺文社の対策本は外せませんね。パート別問題集やTEAP対策の本格単語集なども旺文社からは出版されています。

https://share-wis.com/courses/manga-english-ten-hours%3Futm_content=afc_LwUMwpO8ItQL0FE0zL3A
スポンサーリンク
スポンサーリンク