アウトラインプロセッサが実現するピラミッド構造じゃない思考法とは!?

分かりやすい文章を書いたり、分かりやすいプレゼンテーションを作るときに、構造化された内容を心がけなさいとよく言われます。
特に有名なのが、メインとなる結論、そしてそれを支えるキーメッセージ、そして各キーメッセージの詳細を記載したようなピラミッド構造の文章です。
書籍「考える技術・書く技術」などでも多くの人に知られているピラミッド構造。しかし、実際にピラミッド構造の文章を書くのはとても大変です。

ピラミッド構造の文章をいきなり作るのは無理!?

最終的な主張があり、それを支えるキーメッセージがあり、さらに各キーメッセージの根拠があって…、このようにしっかり構造化された文章は、理解はしやすいのですが、作ることが難しいといえます。
なぜなら、ピラミッド構造の文章は思考を整理した「結果」、構築された構造であり、人間がものごとを考える「経過」はこのような構造をとっていないからです。
みなさんも学校で文章を書く訓練をしたときに、概要を書いて、それに肉付けするように書きましょう、と教わったかもしれません。あるいは、まずは見出しを書いてみて、見出しの下に詳細を続けていきましょうと習ったかもしれません。
でも、ちょっと考えてみてください。
概要や見出しが正確に書けているのであれば、もはや作文の半分以上は終わっていると言えます。後やることは穴埋めをするように文章をつなげていけばいいだけですから。
問題なのは、正確な概要や見出しが書けないことです。

脳にやさしいアウトラインプロセッサ

人間の脳はものを考えるとき、最終的な主張を支えるキーメッセージを考え、それを支える根拠を…といったような、きれいに構造化されたかたちで、順序立てて活動していくわけではありません。
思いもよらないところから別の考えが湧き上がってきたり、細部に妙にこだわってしまったり、さっき考えていたところに立ち返ってしまったりと、もっと複雑で、突拍子もない動き方をします。
人間の脳の動きを無理に構造化されたかたちに押し込めることもできますが、自然な動きに逆らっている分、負担をかけてしまい、妙につかれてしまったり、イライラしてしまったりして、文章を書いたりモノを考えること自体嫌になってしまいます。
WorkFlowyOmniOutlinerといったアウトラインプロセッサはこの脳の動きに即したかたちでモノを書けるツールです。

紙で文章を書いていた時代、見出しをごそっと入れ替えたり、見出しでなかった部分を見出しに格上げさせたりするようなことは、非常に面倒でしたが、アウトラインプロセッサを使えばそういった作業が簡単にできます。
見出しを書いて、その下に文章を書くだけであれば、Wordでもブログのエディタでもマークダウンでも書くことができますが、アウトラインプロセッサは、構造化を事前にせず、自由に文章を書いた後に、項目の整理を行うことができます。
何が最終的な主張になり、何がキーメッセージになるかを気にすることなく、まずは思考の流れにかせて文章を書き続け、最後に似た内容をグルーピングしたり、見出しとしてまとめたりといった操作を簡単に行うことができ、人間の脳の動きに沿ったかたちで文書を書くことができると言えます。
アウトラインプロセッシングを実現できるWorkflowyについて、90秒の無料解説動画を作成しました。
是非みなさんもアウトラインプロセッサを使った文章作成や、思考の整理に取り組むために以下の動画をチェックしてみてください!

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