カリグラフィーを始めてみようと思ったとき、独学でやるか、教室に通うかは悩ましい問題です。
この記事では、カリグラフィーを独学で学ぶ場合と教室に通う場合のメリット・デメリットなどを比較しています。
気になるのは費用の問題
独学と教室に通う方法とを比べた場合、当たり前ですが費用が大きく異なります。
教室に通う場合、大体1回のレッスンが3,000円~5,000円程度です。
本であれば1,000円程度で学習することができます。また、カリグラフィーの書体集など画材屋さんで購入したり、無料カリグラフィーフォントもWEBでダウンロードすることもできます。
ただし、カリグラフィーは実際に手を動かしながら習得していくものです。ペンの持ち方や角度・力加減、スペーシングなど、実際に手取り足取り教えてもらったほうが習得のスピードは早いです。
皆さんが子供の頃、習字を学んだことを思い出してみましょう。
人から教えてもらわず、本だけで達筆になれるかというとなかなか難しいのではないでしょうか。
教室に通うことで、基礎的なことを先生から直接指導してもらえるので、早く上達することがきます。
通信教育はどうなの?
ユーキャンやアシェットなどでは通信教育でカリグラフィーを学ぶことができます。
ユーキャンでは38,000円
アシェットでは何巻まで買うかですが10万円以上になることもあります。
正直なところ、お高いですよね・・・
費用のことのみを考えるなら通信教育は損な気がしますが、実はこれ、道具や教材全てがセットになった価格なんです。
通信教育がおすすめする道具を使いながらカリグラフィーを習得することができるので、その分スムーズに学習できるというメリットがあります。
また、教室が遠くて通えないという人、忙しくてなかなか通えない人にとっても、通信教育は自宅で練習できる、自分のペースでできるので利点があります。
動画で学ぶという選択肢
さて、それぞれの学習方法に様々なメリット、デメリットがあるわけですが、別の選択肢として「動画で学ぶ」という方法もあります。
どのように描くかを、動画で実際に手元を見ながらできるので、本だけで学習するよりは学習しやすいことまちがいなしです。
通信教育と同じく、遠方で教室に通えない人や忙しい人でも学ぶことができます。スマホやパソコンがあれば学ぶことができるので、スキマ時間を有効に活用でき、一番手軽な手段と言えます。
また、動画であれば気軽に友人に教えたり、共有することができます。カリグラフィー仲間が増えることで、勉強のモチベーションも上がるのではないでしょうか。
カリグラフィーを学ぶにはいろいろな手段があります。
様々な手段を比較し、自分に合った方法で習得しましょう。