クリエイティブ・コモンズのCC0って何?著作権の完全放棄?

パクリサイトなどWeb上では著作権の侵害がよく取り沙汰されますが、画像素材や音声素材なんかで、よくCC(クリエイティブ・コモンズ)という表記を見かけますよね?

今回はクリエイティブ・コモンズの中でも、2015年から日本でも公開されたCC0について紹介します。

CC Zero Badge

そもそもクリエイティブ・コモンズって何?

CC0の説明に入る前に、そもそもクリエイティブ・コモンズとは何なのかと言うと、画像、音楽、マンガなどコンテンツの制作者が、二次創作などへの活用のため、こうこうこういうことはやっていいですよ!という意思表示がクリエイティブ・コモンズです。

日本の場合、特にどこかに申請などしなくても、作品を作った段階で、そのクリエイターは著作権を持つことになります。

著作権が自動的に適用されますので、その作品を自由に複製したり、二次創作したりすることができないわけですが、クリエイターがクリエイティブ・コモンズを適用させることで、どの範囲までならやっていいのかを決めることができるのです。

転載したときに出典を明記する必要があるのか、商用利用はありなのかなど、6種類の条件の中からクリエイターは適用させるクリエイティブ・コモンズを選ぶことができます。

これだけ知れば大丈夫!6種類のクリエイティブ・コモンズのラインセンス

CC0って何なの?

どの範囲までやっていいのかを決める6種類のクリエイティブ・コモンズですが、それとは別にそもそも何をやってもいいですよ、著作権を完全に放棄しますよ、というのがCC0です。

商用利用もOK、出典も書かなくてもOK、二次創作に自由に使ってしまってもOKというものです。

ただし、著作権というのは日本の法律ですよね?
一方でクリエイティブ・コモンズは、法律ではありません。
国際的な非営利団体が進めているプロジェクトです。

ですので、クリエイターがCC0を適用させているから、何をやっても大丈夫という話しにはなりません。

ある作品に本コモンズ証を関連づけた者は、その作品について世界全地域において著作権法上認められる、その者が持つすべての権利(その作品に関する権利や隣接する権利を含む。)を、法令上認められる最大限の範囲で放棄して、パブリック・ドメインに提供しています。

上記はCC0のリーガルコードの抜粋ですが、「法令上認められる最大限の範囲」でという但し書きがあるのが分かります。


いかがでしたか?

6種類のCCには全て「表示」(作品のクレジットを表示する)がついていますが、CC0にはもちろん「表示」の条件はついていません。
出典は明記しなくていいですが、法律の範囲内で適切にコンテンツを活用し、創作活動に取り組みましょう!

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