みなさんバターコーヒーを知ってますか?
新しいスイーツかな?ダイエット食品かな?インスタ映えするコーヒーの新しい飲み方かな?
否!そんなちゃちなもんじゃねぇ!!!!
バターコーヒーは体と頭の回転を完全無欠な状態にする、とんでもなくヘルシーな飲み物です。
完全無欠コーヒー (Bulletproof Coffee) とは
この本の著者は、健康に良いと言われている食べ物を摂取しては、健康状態を分析し、自分の体を使って人体実験を行いまくりました。その結果たどり着いたのがバターコーヒーなのです。
本の中ではBulletproof Coffeeと呼ばれています。Bulletproofというのは、Bulletが弾丸、proofがウォータープルーフ(防水)のproofなので、防弾という意味です。
ピストルの弾をも弾き返す完全無欠な健康コーヒーということですね!
なぜバターコーヒーは完全無欠なのか
バターコーヒーの完全無欠さを理解するためには2つのポイントを理解する必要があります。
完全無欠ポイント1: カビ毒を排除せよ
私達の健康を蝕んでいるものとしてカビ毒があります。
調味料や小麦粉など、粉っぽいものには目に見えないカビがわいています。そして、カビはペニシリンに代表されるような、特徴的な化合物を合成します。薬に使われるような化合物ならいいですが、その多くは人の毒になるような物質です。
いや!私は!大昔に買ったナツメグパウダーをハンバーグに混ぜても!こんなにピンピンしている!
と思われるかもしれませんが、カビ毒と言っても中毒症状を起こすほど強烈な毒ではありません。
それよりもむしろ、なんとなく調子が悪いだとか、ものすごく頭を使わないといけない仕事をするときにうまくアイデアが出てこない、また、10回に1回しかミスしない作業で8回に1回ミスをしてしまう、といった、ちょっとしたパフォーマンスの低下を及ぼすくらいの毒です。
中毒症状なら会社を休みますが、この弱キックのダメージのような毒なら普通に出社しますので、パフォーマンスが低くて上司に怒られるかも知れず、よりたちの悪い毒と言えるかもしれません。
カビ毒に侵されていないスペシャルティコーヒー
ポリフェノールを多く含み、がんを抑制する効果にも注目されているコーヒー。
しかし、挽いたコーヒー豆を見れば分かるように、あんな粉っぽいものはカビが見えないカビが生えまくっています。
また、豆の状態でもきちんと管理されていなければ、遠く南米から日本に運ばれる長い旅路の中でカビが生えてしまいます。
さらに、多くのコーヒーは色々な豆を混ぜて作られるブレンドコーヒーです。カビに侵されていないコーヒー豆があっても、カビにまみれた豆とブレンドされていまえば、もうお終いです。
そこでスペシャルティコーヒーです。
スペシャルティコーヒーは、コーヒー豆の最上位0.5%に冠される称号で、ブレンドされることなく、1つの農園や1つのコーヒーの木から取れた豆だけが使われます。
各農園、それぞれの木の特徴が色濃く出るため、コーヒーとは思えないような独特な味がするものもあり、味良し、健康にも良しなコーヒーです。
しかし、その分、お値段もそれなりにします。また、スペシャルティコーヒーを飲むと、大手コーヒーチェーンなどのコーヒーは飲めなくなるというデメリットもあります。
スペシャルティコーヒーを手に入れたい場合は、ネットで買うか、こだわりの強そうなコーヒー屋さんで購入しましょう!
完全無欠ポイント2: 炭水化物ではなく脂肪からエネルギーを生み出そう
現代人はエネルギーの多くを炭水化物から得ています。
現代人は肉食でも草食でもなく、炭水化物ばっかり食べていると言えます。
人類がこんなにも炭水化物ばかり食べるようになったのは実は最近になってからで、体の進化が追いついていない状態です。
そして、良質な脂質は認知機能の改善にも効果があることが分かっています。
炭水化物の摂取量を減らし、その代わりに良質な脂質を取る方法が、朝ごはんをバターコーヒーだけにし、昼食まで炭水化物を取らない食事法です。
MCTオイルを摂取しよう
良質な脂質としてバターコーヒーでは2つの材料を使います。
1つは後ほどお伝えするバター。そして、もう1つがMCTオイルです。
MCTオイルは中鎖脂肪酸 (Medium Chain Triglycerides) のこと。ココナッツが原料のものが多く市販されています。
MCTオイルは普通の油と違い、素早くエネルギーに変換されるのが特徴です。
ただし、いきなり多く摂取すると下痢をするので気をつけてください。
購入するときはAmazonで日清のものと仙台勝山館のものが簡単に買えます。
グラスフェッドバターでカビなし高品質な脂肪を
バターコーヒーに入れる高品質な脂肪の2つ目はグラスフェッドバターです。
家畜が食べる飼料も穀物を混ぜた、カビが混入しているものばかり。カビにまみれた環境で育った牛から取れるミルクにも、そこから作ったバターにもカビが混入しているかもしれません。
グラスフェッドバターは、牧草 (grass) だけで育てられた牛から取れたミルクで作ったバターのことです。
カビ毒に侵されていない、良質な脂質を得ることができます。
こちらも、牛を育ているのに広大な牧草地が必要で、さらに国産のものを手に入れづらく、フランス製のものを輸入しないといけないので、普通のバターに比べるとお値段はそこそこします。
こちらもAmazonで揃えることができます。
グラスフェッドバターにもいくつか種類がありますが、著者はこの無塩のフランス製バターBeurreMoule Biologique が味もよく、複数セットでも購入できるのでオススメしています。
バターコーヒーの作り方
さてさて、バターコーヒーの作り方ですが、材料集めに比べるととても簡単です。
- コーヒー豆を挽いて、コーヒーを入れる(ちょっと多めの300〜400mlくらい)
- グラスフェッドバター(10g〜15g)をコーヒーに投入する
- MCTオイルを約大さじ1杯投入する
- ブレンダーでしっかり撹拌する(コーヒーとバターの成分・オイルの成分を混ぜ、ミセルの状態(乳化)した方が吸収がよくなります)
- 30分以内に飲み干す(脂肪の酸化を防ぐため)
いかがでしたか?
完全無欠のバターコーヒーを是非今日から試してみてください!
健康に良いだけでなく、味も美味しく飲みやすいですよ!
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