転職成功の鍵は自己分析!転職自己分析ノートの作り方

人材の流動化が日本でも盛んになり、転職市場が盛り上がりを見せています。

ただし、転職先の会社も転職するあなたも共にWin-Winの関係になるためには、、会社とあなたとのマッチングがとても重要です。

そこで、活躍するのが自己分析。
けど、就職後に今更自己分析と言われても、どうしたらいいかよく分かりませんよね。

そんなときには転職自己分析ノートを作って、自分の強みと弱みを整理しましょう。ここでは転職自己分析ノートの作り方をステップ毎に紹介します。

転職自己分析ノート

【ステップ1】前職の仕事の棚卸し

転職先で活躍する自分をイメージして胸が高鳴る!
ちょっと待って下さい。次の職場のことを考える前にやるべきことがあります。転職自己分析ノート作りの第一歩は、今までの仕事を棚卸しすることです。
まずは、ノートを開き今の会社に入社してから現在に至るまでに担当した業務をなるべくたくさん洗い出しましょう。担当した大きなプロジェクトはもちろんのこと、少し手伝った程度の小さな業務であっても必ず書き出すようにしてください。ここで大事なのは、とにかく自分が関わった仕事を書き出せるだけ書き出し切ることです。
また、これらの項目は必ずノートを両開きにして、ノートの右側のページに書くこようにしてください。
えっ?左側がもったいなくない?と思われるかもしれませんが、左側はステップ2で使用しますので、まずはノートの右側を使って今までの業務を書き出すことに意識を集中してください。

【ステップ2】書き出した仕事を評価する

今の仕事で携わった業務を書き出し切ったら、次にすべきことは業務を評価することです。ここは自分に適した転職先を見つけるための大事なステップですので、しっかり取り組みましょう。
ステップ1で使わなかったノートの左側を使っていきます。ノートの右側に書かれた業務について、次の2つの軸で評価していきます。

  1.  その業務が好きだったか嫌いだったか
  2. その業務がうまくいったうまくいかなかった

上記2点を5段階で評価します。
自分が好きな業務で、かつその業務がうまくいったのなら、ノートの左側に「5,5」と書きます。まぁまぁ好きな業務だったけど、プロジェクトとしては失敗してしまったものには「4, 2」のように書きます。
また、点数だけでなく、自分がその業務を行ってどのように感じたのかを箇条書きにするとなおいいです。「とても苦労したがやりがいがあった。 4,5」などといった感じです。
これを書きだした全ての業務に適用させていきます。

【ステップ3】業務を分類し、転職先で担当したい業務を見つける

ステップ2の評価が終われば後は、その結果を整理するだけです。2つの軸で評価を行ったので、

  1. 好きだしうまくいった業務
  2. 好きだけどうまくいかなかった業務
  3. 嫌いだけどうまくいった業務
  4. 嫌いだしうまくかなかった業務

の4つに分類することができます。
これら4種類の使い方ですが、まず転職先として(1)の業務が多そうで(4)の業務が少なそうな企業を選ぶようにしてください。
そして、自分の強みについては(3)の業務を行っているときに使ったスキルから見つけてください。転職先の企業が気にするのはあなたがその業務を好きか嫌いかではなく、その結果です。嫌いだけど結果が伴った業務にこそ、企業があなたに求めているスキルが隠されている可能性があります。
また、逆に自分の弱みについては(2)の業務から見つけるようにしましょう。なぜ好きなのに結果が伴わなかったのかを深堀りすれば、ビジネスにおけるあなたの弱みが見つかるはずです。

良い転職ができるように、転職自己分析ノートの作り方をマスターし、ビジネスにおける自分の強みと弱みの分析に是非活用してください。

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