プログラマ志望の方と話すと、確実にこの質問をもらいます。
どのプログラミング言語を勉強すれば良いですか?
結論から言うと、JavaだろうがCOBOLだろうが何でも極めればニーズはあるし、まず1つ武器を作った後に少しずつ扱える言語を増やしていくのが良いでしょう。
ですが、もちろんプログラミング言語にもはやり廃りがあります。
そこで今回は2014年5月TIOBE Softwareの調査によるプログラミング言語TOP10をご紹介します。
出典:TIOBE Software
1. C言語
主に組み込み系開発などで使われているC言語。
メモリの概念などを理解する必要があり、初心者には少しとっつきずらいかもしれません。
2. Java
Java言語は主に企業向けのアプリケーションや、Androidアプリ開発で用いられています。
オブジェクト指向の言語ですが、環境構築などが少しやっかい為、完全な初心者向きではないかもしれません。
3. Objective-C
主にiOSアプリ開発に用いられているObjective-C。
最近iPhone、iPadアプリの需要がかなり高まっていることもあり、大変人気な言語です。
ですがそこまで使える人材が多くない為、日本においてObjective-C言語を扱えるプログラマは重宝されます。
4. C++
組み込みアプリケーションなど、BtoBの製品で主にC++が使われています。
プログラミング言語の難易度としてはかなり高く、初心者向きではありません。
その分、重宝されるポジションではあるので、C++を極めればあちこちから引っ張りだこになるでしょう。
5. (Visual) Basic
Basic言語の中でも、Microsoft社が提供するVisual Basicも人気の言語です。
Visual Studioと呼ばれる統合開発環境上で用意されていますが、主に企業向け製品やMicrosoftのアプリケーションで利用されます。
また、Visual Basic for Applications(VBA)はMicrosoft Office製品にも組み込まれており、ExcelやWord上で便利なマクロを実行することができます。
6. C#
Microsoft社によるJavaの代替言語のC#も人気です。
エンタープライズ向け製品はもちろん、Windows8アプリケーションの開発も可能な為、人気の言語です。
7. PHP
多くの動的なWebページ開発の為にスクリプト言語であるPHPが使われています。
まずプログラミングに慣れる!という点ではHTML、CSS、JavaScriptとともに覚えておきたい言語です。
また、人気のCMSであるWordPressもPHPで作られており、エンジニアだけでなくデザイナーにも需要のある言語です。
8. Python
様々なアプリケーションで広く利用されている動的言語です。
似た言語として日本ではRuby言語が人気ですが、アメリカではこのPythonが人気です。
少ない行数で開発できることが特徴です。
9. JavaScript
動的なWebサイトを作る為に使われているJavaScript。
登録フォームなどのアラートボックスやタイマーの仕掛けなど、きっと見覚えのある動的な仕掛けの多くはJavaScriptで実現されています。
また、JavaScriptの拡張ライブラリであるjQueryやNode.jsなど様々な用途で横展開されています。
10. Perl
主にCGIプログラミングとして使われてきたPerl。
最近はあまりメジャーでなくなったものの、未だに多くのWebアプリケーションなどで使われています。
いかがでしたか?
プログラミング言語にも向き不向きがあり、また業界やシステムによっても全く需要は異なります。
たとえばWEB制作なら以下のような言語が全て含まれるオンラインコースがオススメです。
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