中学の剣道指導方法に悩む先生は田川市中学校剣道プログラムを学ぼう

中学校における「武道必修化」が完全実施された2012年から3年が経過しましたが、まだまだその対応に頭を悩ませている先生も多いのではないでしょうか。

全国の先生が同じように頭を悩ませ、様々な対策を実施してきました。その中で得られた様々な知見がレポートなどにまとめられています。

今回は、福岡県田川市で実施された中学校の剣道の授業運用に関するレポートをご紹介します。

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福岡県田川市の中学剣道授業で起こったこと

2012年に完全実施が予定されていた中学校における武道の必修化に際し、2010年の時点で福岡県田川市では、市内の中学校に剣道を専門とする体育教師がおらず、また、剣道の指導経
験のある教師もいない状況でした。

そのような状況からスタートし、先生を新たに集め、しっかりした剣道の授業の体制が整っていなくても実行できる田川市中学校剣道プログラム(TCKP-1)が策定されました。

田川市中学校剣道プログラムとは

田川市中学校剣道プログラムでは、防具が整っていない環境でも授業ができるよう、防具がなく竹刀だけで実施できる授業プログラミングが作られました。

また、教える技についても、中学校の禁止技である「突き」を外すのはもちろんのこと、「小手」も外し、「面」「胴」に技を限定した内容になっています。

防具がなく、技の種類も減らした授業ではありましたが、生徒の評価は高く、中学における剣道の授業運営に有効な方法といえます。

以下はレポートに記載されている要旨の抜粋です。

本研究の目的は、田川市剣道学習プログラムを策定し、その有効性を確認することである。I中学校の1年生21名(男子11名、女子10名)を対象に、10時間の試験的授業を実施し、学習者による授業評価と授業に観察参加した教師によるピアレビューを実施した。今回のプログラム策定(TCKP-1)にあたっては、学習環境・条件から、内容について、「面」「胴」に技を限定し、形の学習を中心的課題とした。学習者による授業評価、単元評価および、教師によるピアレビューにおいては、概ね肯定的な評価がみられ、TCKP-1の有効性が確認された。ただし、教師自身の授業への見通しにおける不安感は回を追うごとに増加している。教師の不安を払拭するための手立てとして、学習プログラムのさらなる工夫と、教師のニーズに合った研修の充実が求められる。

いかがでしたか?

武道必修化の対策に追われる先生は、是非、田川市中学校剣道プログラム(TCKP-1)を参考にしてみてください。

また、中学剣道の授業づくりについて、剣道八段の佐藤先生が動画で教えてくれるオンライン講座も是非参考にしてみてください!

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