幻の手足を感じる幻肢について – 魂は存在するのか

皆さんは幻肢”という現象を知っているでしょうか。

幻肢については、古くは16世紀から記録が残っており、多くの医者を悩ませた現象の一つに数えられるでしょう。

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魂は存在するのか

今から200年以上も昔、1797年のセント・ヴィンセント沖の海戦で、ホレイショ・ネルソン提督は右腕を失いました。後にかの有名なトラファルガーの海戦でスペインの無敵艦隊アルマダを破ることになる、あのネルソン提督のことです。
隻眼隻腕の男だったのですね…!そんな彼ですが伝記の中で以下に示すような内容を語ったと言われています。

「私は腕を無くしたが、ここには確かに“見えない腕”がある。驚くべき事に私はこの腕を思うまま自在に操ることができるのだ!これこそはの存在する証拠に他ならないと、私はそう確信している」

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幻肢とは何か

幻肢というのは、事故や病気で手足をなくした人間に生じる幻の手足の感覚のことです。

ネルソン提督のように、そこに手はないにも関わらず「確かにそこには私の手があり自由に動かすことができる」という人が現代にも多くいます。
もちろんそれだけであれば幻肢は特に深刻な問題にはならなかったでしょう。

しかしながら、困った事に幻肢を感じる方の中には「そこに幻肢が存在するだけでまったく動かせない人」や、ひどい場合では「強い痛みを訴える人」が一定数存在したのです。
これは医者であってもどうすることもできません。

そうですよね、存在もせず見えもしない手足を手術できる人間がどこにいるというのでしょう。
しかし1995年、一人の科学者が非常にトリッキーな方法で幻肢の切断手術を成功させました

彼の名はV.S.ラマチャンドラン。インド出身の気鋭の脳神経科学者です。
それにしても魂って本当にあるんでしょうか?気になりますね…。

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