アナログ漫画の描き方講座!スクリーントーンのきれいな貼り方

アナログで漫画を描くときに使うスクリーントーン。
どのように貼ればいいのか分からない、または上手く貼れない…という方はいらっしゃいませんか?
四角く貼られたスクリーントーン
デジタルでのマンガ制作が増えてきた近年ですが、アナログのマンガ制作におけるスクリーントーンの貼り方を知りたい!という方のためにスクリーントーンの貼り方を解説します!
文章では分かりにくい部分もあるかと思い、90秒の解説動画をご準備しました。動画でサクッと知りたい方は下記をチェックしてみてください。
90秒で分かるアナログ漫画のスクリーントーンの貼り方

スクリーントーンを上手に貼るための4ステップ

ステップ1: トーンを適切なサイズにカットする

スクリーントーンをカッターで切っている様子の画像
まずはスクリーントーンをトーンを貼りたい箇所の上に乗せ、貼りたい箇所よりも少し大きめのサイズでカットします。
カットする時には専用のナイフ、またはカッターナイフを使いますが、この際に力を入れすぎて刃が裏紙を貫通しないように気をつけてください。
裏紙の上に貼り付いているトーンのみをカットする、ということを意識して、力加減に注意して切りましょう。

ステップ2: 仮止めをする

カットし終わったら、切り目に沿って裏紙からトーンを剥がし、貼りたい箇所の上に軽く乗せます。
そして、トーンの中心部分を指で擦り、仮止めをしてください。
あくまでこの場では仮止めで、きちんとトーンを貼り付ける作業は一番最後になりますので、間違ってしっかり貼り付けてしまわないように気をつけましょう。

ステップ3: トーンの余分な部分をカットする


貼りたい箇所の境界線に沿って、トーンの余分な部分をカットしていきます。
初めにトーンをカットした時と同じように、トーンのみをカットする、ということを意識するようにしてください。
でないと、トーンと一緒に下の紙まで切れてしまいます。
くれぐれも力加減に気をつけてカッターの刃をいれてください。

ステップ4: トーンをしっかり接着させる


最後に、トーン用ヘラを使ってトーンを紙にしっかりと接着させます。
トーン用ヘラがない場合は、トーンを傷つけないような形のものであれば何でも代用できますので、隅から隅までしっかり丁寧に擦り、貼り付けてください。


トーンを貼る上で一番大事な、そして注意しなければいけないポイントは「カッターの力加減に気をつける」という部分です。
これに失敗すると、せっかくのマンガ原稿がズタズタになってしまう…なんて事態になりますので、初めてトーンを貼る時はどうしても緊張してしまうという方も多いことでしょう。
しかし、数をこなせば自然にトーンを切る時の刃の力加減は身につきますので、まずは失敗しても大丈夫な紙から練習を重ねていくことをオススメします。
以上の解説を分かりやすくまとめた、90秒の無料動画もご用意しましたので、動画で確認したい、いざというときのために動画のページをブックマークしておきたい、という方は下記をご覧ください!


90秒で分かるアナログ漫画のスクリーントーンの貼り方

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