ゲーム理論の生みの親、ジョン・フォン・ノイマンとは

みなさん、ゲーム理論ってご存知ですか?

ゲームと聞くと楽しそうなイメージですが、理論と聞くと数式や定義など難し〜いイメージが頭の中に浮かびます・・・

ゲーム理論とは、複数の意思決定主体がいる時にお互いの意思決定が相互に作用する状況を研究する数学理論の事です。

そうはいっても、いきなり数学理論の勉強をするのってなんかハードルが高いですよね・・・

こんな時はまずこの理論を生み出した人達を見ていきましょう!

ジョン・フォン・ノイマンについて

世界大百科事典第2版はゲーム理論を以下のように説明しています。

数学者J.フォン・ノイマンと経済学者モルゲンシュテルンO.Morgensternとの共著《ゲームの理論と経済行動》(1944)を出発点として発展した理論で,20世紀前半における最も輝かしい科学的業績の一つである。

そしてこの数学者こそが写真の男性、ジョン・フォン・ノイマンなのです。

彼はハンガリー移民のアメリカの数学者です。20世紀科学史における最重要人物の一人。科学史ではその名を知られた天才であり、数学、コンピュータ、数学基礎論、量子力学、気象学、経済学といった広範囲に影響を与えた人物です。

ジョン・フォン・ノイマンの幼少期

幼い頃より英才教育を受け、ラテン語とギリシャ語の才能を見せました。6歳で7桁から8桁の掛け算を筆算で行い、父親と古典ギリシャ語でジョークを言えたそうです!また電話帳の適当に開いたページをさっと眺めて、番号の総和を言って遊んでいたという逸話もあります。

天才は幼い頃からレベルが違いますね・・・

深い思考に入るときに部屋の隅へ行き壁と壁の継ぎ目を凝視するクセがあったそうです。

ノイマンの主な活動

主にゲーム理論の成立に貢献しました。特にミニマックス定理の証明は数学の分野だけでなく、企業経営における戦略の理論や、軍事戦略の基礎理論(オペレーションズ・リサーチ)、ゼロサムゲームにおける戦略(将棋やチェスなどのコンピュータプログラムを含む)などに指針を与え、社会に大きな影響を与えています。

また、ノイマンは原爆開発にも参加しており、「大きな爆弾による被害は、爆弾が地上に落ちる前に爆発したときの方が大きくなる」という理論を展開しています。この理論は、広島と長崎に落とされた原子爆弾にも利用されました。長崎に投下されたプルトニウム型原子爆弾ファット・マンのための爆縮レンズの開発を担当したそうです。

ジョン・フォン・ノイマンにまつわる逸話

その驚異的な計算能力、映像記憶力、得意な思考様式、広い活動領域から「悪魔の頭脳」「火星人」「1000分の1インチの精度で噛み合う歯車を持った完璧な機械」など評されていたそうです。

一方で、何十年も居住している家の棚の食器の位置すら覚えられなかったほか、1日前に会った人物の名前すら浮かばない、興味がないものに対しては全く無関心だったようです。

天才にもこんな一面があるんですね!


いかがでしたか?

今回はゲーム理論の生みの親であるジョン・フォン・ノイマンについてご紹介しました。

ジョン・フォン・ノイマンの後、ジョン・ナッシュやトーマス・シェリングといった人々によってゲーム理論は発展していきました。

あなたも彼らの思考を辿ってみませんか?

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