ビジネス英語で好まれるCCFとは?結論を先に言う癖の付け方

「何を言ってるのか分からない」と言われる…。
話をすると相手に何度も「それってこういう意味ですよね?」と確認を取られる…。

もしかするとCCFを実践できていないことが原因かもしれません。

この記事ではコミュニケーションで大切なCCFについて紹介します。

CCF: Conclusion Comes First

CCFって何?

CCFとはConclusion Comes First (結論を先に言う)の略です。

一番最初に結論を述べて、その後にその結論に至った経緯や、その結論をサポートする理由を話すようなコミュニケーションのスタイルのことをCCFと言います(または真ん中のComesを取り除いてConclusion First コンクルージョンファーストとも言います)。

CCFと逆の会話のスタイルが「起承転結」です。結論は一番最後にとっておいて、結論に至るまでの過程を話していきます。

CCFのメリットとデメリット

結論を先に述べることで、相手に一番伝えたいことを即座に伝えることができます。
話し相手に「何を言っているのか分からない」と言われる原因の多くは、話の結論が見えないためです。話している間に、論点があちらこちらに飛んでしまい、脈略のない会話になってしまいます。
結論を先に言っておけば、最終的な話の着地点が分かるので「結局何が言いたいの?」と言われる状況もなくなります。

CCFを使って「結局何が言いたいの?」と言われないようにするコツについては下記の動画でも解説しているので是非チェックしてみてください。

90秒で分かる話が伝わりにくいときどうしたらいい?

90秒で分かる話が伝わりにくいときどうしたらいい?

一方で、CCFで話をすると、結論をボンっと提示するので、強い印象を相手に与えてしまいます。言い方がきつくならないように配慮する必要があります。

また、オチを最後にとっておくような話や、小説など物語を楽しむような話の場合、結論を最初に言ってしまうと面白さが激減してしまいます。
ミステリー小説で犯人を最初に言ってしまうと、犯人が誰かを楽しむことができなくなりますね。

しかし、少し古い例えですが、古畑任三郎というテレビドラマでは、犯人が被害者を殺害するシーンから始まり、視聴者は犯人が誰かを知っている状態で物語が進みます。
コンクルージョンファーストでも、そこに至る経緯を楽しめるように話すことができれば、面白さを損わないことも可能です。ただし、高度な話術が必要になるので、オチを最初に言うスタイルに挑戦するときは火傷しないように注意しましょう。

ビジネス英語でCCFは必須

コミュニケーションを円滑に行うために有効なCCFですが、特にビジネスの現場で、さらに英語でビジネスの会話をする際には必須のテクニックと言えます。

仕事を進める際には、曖昧さがなく、簡潔に会話を行うことが大切です。
日常会話であれば、会話そのものを楽しむことが多いですが、ビジネスでは何かを決めたり、何かを作ったりするという目的を達成するためにコミュニケーションがなされます。
そのため、聞く人によって捉え方が異なったり、理解するまでに時間がかかるような会話は適切ではありません。

特にビジネス英語ではより顕著にCCFが求められます。

英語は日本語と比較して、文法構造だけを見ても、結論を先に述べる言語であることが分かります。

日本語だと、

「私はあなたの意見に賛成しない。」

というように、賛成するのかしないのかは最後の「ない」に到達するまでわかりません。

しかし英語の場合、

“I do not agree with you.”

のように否定語が文の最初の方に来ますので、最後まで聞かなくても結論が分かります。無理やり日本語で表現すると、

「私はしない。あなたに賛成を。」

という感じでしょうか。

このような文の構造からも分かるように、英語はもともとがCCFな言語なので、日本語と同じ語順で話すと、日本人が思っている以上に、相手にまどろっこしく、要点がつかめない話になってしまいます。

仕事の現場でCCFでない英会話を続けていると、無能なやつだと思われるかもしれません…。

英語でCCFを徹底するコツ

ビジネス英語で重要なCCFですが、日本語が結論を最後に持っていきがちな言語なので、日本人にとってはなかなか癖付けるのが難しいと言えます。

しかし、あるポイントを意識することでCCFを習慣づけることができます。

それは、So や Therefore よりも Because をたくさん言うようにすることです。

文章と文書をつなげる役目をする接続詞ですが、起承転結の話し方だと So や Therefore といった次の文章で結論を述べるタイプの接続詞が多くなります。

起 → So → 承 → So →転 → Therefore → 結

といった感じです。

一方、結論を先に述べて、その理由を述べるようにすると、必然的に「その理由は」という意味の Because の使用頻度が上がります。

結論 → Because → 理由

という構造ですね。

CCFを頭になじませるために、会話だけでなく、文章でも So や Therefore を多用してないかチェックし、意識的 Because を多めに使うようにしてみましょう。


CCFについて実例を交えて解説した90秒の無料解説動画を作成しました。例文を見ながらCCFについて学びたい方はぜひ下記の動画をチェックしてみてください。

90秒で分かるビジネス英語のコンクルージョンファーストとはのスナックコース画像

90秒で分かるビジネス英語のコンクルージョンファーストとは

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