英語禁止時代の野球がカオスな件

野球といえば本場はアメリカ、メジャーリーグだ。
事実上のクラブ世界一決定戦はワールドシリーズであり、野球の世界はアメリカ中心に回っているといっても過言でないだろう。

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だが第二次世界大戦中、アメリカは敵国であり、野球においてもその影響があったことをご存知だろうか。
ストライクやアウトなどの英語は禁止され、全部日本語表現に差し替えられたのだが、これまた現在の私たちからするとカオスなものとなっている。

「ワンストライク」 → 「よし、一本」

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何とも違和感があり男臭い表現だ。
まるで一本締めをする前のようだ。

「ワンボール」 → 「ダメ、一つ」

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急に艶っぽくなった。

男「2つくらいくれたっていいだろう?」
女「ダメ…一つ…」

何ともセクシーである。

ちなみに「ツースリー」は「よし三本、ダメ二つ」

どっちなんだ…一体良いのか悪いのか、日本男児っぽいのか艶っぽいのか。

「ストライク スリー、バッター アウト」→「よし3本、それまで」

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一気に柔道のようになった。
思わずその後に一礼し、爽やかな気持ちになってしまう。

「バッテリー」→「対打機関」

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これまた一気に戦時中らしくなった。
まるでFBIやCIA、KBGのようなかっこよさがでてくる。

「今度の対打機関、攻略できそうか?」

「あぁ…」

まるで巨悪組織と対峙するチームのようだ。
これは残しても良いのではないかと思うくらい、かっこいい表現だ。


いかがだっただろうか。

実際は審判も最初困惑していたことが多く、間違えて「ストライク!いや一本」と言ってしまうことも多かったようだ。

これはこれで面白いが、やはり不便だ。
気兼ねなく英語を使える時代に生きていることに感謝しなければならない。

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