図書館の本に付いている番号の意味知ってる?その2


学校の図書室や図書館の本の背表紙に付いているこの謎のシールの意味について、前回の記事では「3桁目が一番大きいジャンル」だと解説いたしました。

今回はその他の数字の謎についてお教えいたします。

NDCの「中ジャンル」第2次区分

一番左端の数字が「第1次区分」と呼ばれる大きなジャンルということは、もちろん「第2次区分」もあり、その次に大きいジャンルというのも設定されているのです。

その「第2次区分」と呼ばれるのが、2桁目の数字。ここでは「中ジャンル」と捉えておいて下さい。

この2桁目の数字も0〜9まであり、その全てに大ジャンルを更に細かく分類したジャンルが当てはめられています。

例えば、3桁目の数字が0の総記の場合、2桁目が1だと「図書館」に関する書籍を示すということになります。(例: 010、015等)
2桁目が2で「020、029」等だと「図書・書誌学」といった書籍そのもに関する内容のもの、3が2桁目に来ると百科事典を表します。

3から始まる「社会」の分類では、2桁目の数字が1なら政治、2なら法律、3は経済、4が財政…といった風に設定されています。なので図書館へ行って「法律の勉強をしたいけれど、『社会』の棚のどこを探したら良いのか分からないよ…」と思ったら「320」番台のラベルが貼られた本を探し出せば良いのです。

楽譜を7の「芸術」の分類の中から探したければ、「音楽」を表す6の数字が2桁目に来ている「760」番台が並ぶ辺りを見てみましょう。

「何で音楽が6なの?どうして1が政治になるの?」という疑問はここでは飲み込んで下さい。

「そう決められているから」です。

0〜9の数字それぞれに、更に0〜9が割り振られている形になりますので全ての第二次区分をここに記載するのは控えますが、8:言語と9:文学においては2桁目の数字は国を表します。

0→全般

1→日本

2→中国語、その他東洋

3→英語

4→ドイツ語

5→フランス語

6→スペイン語

7→イタリア語

8→ロシア語

9→その他の諸言語

と定められており、英語の辞書は「830」番台、日本国内の小説は「910」番台といった具合に書棚に並べられています。

ここでも、「なぜ英語は万国共通語なのに3番目なんだ?!」という気持ちは抑えておいて下さい…。

「大」→「中」、「1次」→「2次」と来たら次は…

もう既にお気付きの方もいらっしゃるとおもいますが、図書館の書籍に貼られているラベルは整数3桁が基本。

ということは、残された「1桁目の数字」にも意味があり、それが「第三次区分」なのです。

そして勘の良い方はここでお分かりだと思います。

その「第三次区分」もさらに数字で意味が分けられていることを、その意味を全て知ろうと思ったら膨大な量であることを…!

「第三次区分」の位置付けについてはまた次回へ続きますので、それまでは今回ご紹介した「2桁目の数字」第二次区分の数字が意味するものに一通り目を通しておきましょう。↓

日本十進分類法(NDC) 区分表

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